家庭用精米機その4。象印、タイガー、山善の精米機

精米機

象印、タイガー、山善の精米機についてご説明させていただきます。

始めに

  1. 前回に続きまして今回は象印、タイガー、山善の精米機の特徴を見て行きます。

  2. 実はこの3社にはある共通点があるのですが、皆さんご存知でしょうか?

  3. 答えはこの3社は全て大阪のメーカーなんですね。さすがは食い物にうるさい大阪人気質なんでしょうか、機能的にもメカニズム的にも色々と凝った特徴があります。

  4. まあ、凝ったからと言って美味いとは限らないのですが(笑)

  5. ともあれ、食い倒れの街が生み出した精米機について見て行きましょう。

精米機

象印の精米機

始めに

  1. 象印精米機トップ

  2. 象印BT-AF05
  3. 象印は炊飯器のトップメーカーと言う事もあってか、お米やご飯にまつわる様々な家電や商品を発売しています。その一つがこの精米機ですね。まあ、空気清浄機やふとん乾燥機を出してるくらいですから驚くには当たりませんが(笑)

  4. ただ、驚きなのはその性能です。それまでは業務用の大型機のみしか採用されなかった圧力循環式を小型の家庭用機で出して来ました。象印はたまに突拍子もない製品を出す事があるのですが、この超小型圧力循環式精米機もその一つですね。

  5. 業務用精米機のトップメーカーのサタケでさえ、家庭用機ではかくはん式しか作っていません。複雑なメカニズムをを小型化するのも大変ですが、それを煩雑なメンテナンスを求められない家庭用にまとめるのはもっと大変です。それを考えると素直に凄いと思います。

  6. この辺りが家電メーカーの強みです。同じ機械なら業務用メーカー製の方が良い様に思いますが、業務用機と家庭用機では製品化のノウハウが全く異なって来ます。業務用機のトップメーカーが作ったから優秀な家庭用機になるとは限りませんし、逆もまた真です。

  7. 大事なのはどこが作ったかと言う事よりも、それがどんな商品かと言う事です。しっかりと見極めて下さいね。

精米機

象印の精米機の特徴

    BT-AF05操作パネルBR-EB10操作パネル
  1. 一番の特徴は家庭用精米機で唯一の圧力循環式だと言う事なんですがそれはBT-AF05一機種のみです。他の2機種は共に圧力式ですね。違いは一目瞭然で左の写真が圧力循環式のBT-AF05で、右の写真が圧力式のBR-EB10の操作パネルになります。BT-AF05のみボタン式、他の2台はダイヤル式の操作系になります。

  2. もう一つの機能面での違いはBT-AF05のみ無洗米コースを備えている事です。家庭用精米機の無洗米コースは白米コースより少し多めに表面を削る微妙なつき加減になりますから、お米を一度で削ってしまう圧力式で無洗米コースを持つ物はありません。無洗米コースをご利用の方はBT-AF05をお選び下さい。

  3. 逆にBT-AF05は5合までしか精米出来ません。圧力循環式はかくはん式より精米に時間がかかりますから、BT-AF05で1升のお米を精米しようとすると20分程度かかります。精米量が多いご家庭の場合は圧力式のBR-EB10をお選びになる方が良いかもしれません。こちらなら10分で終わります。

  4. 機能面でのもう一つの特徴は全機「精米度センサー」が搭載されている事です。光学センサーでお米の「白度」を感知して、設定した精米度に達すると自動停止します。他メーカーの様に事前に設定された運転プログラムに合わせて動作するだけではありませんから、お使いになる玄米の性質を問わずに最適に精米します。値段が高いだけの事はありますね(笑)

  5. そんな具合に、機能的には優秀なんですが複雑なメカニズムになりますからお手入れの方は面倒になります。実際にお手入れの手順を紹介している動画がアマゾンと公式にあります。アマゾンの方が大きな画面で見れますからこちらでご覧になって下さい。動画のサムネイルをクリックすると大きな画面でご覧になれます。

  6. BT-AF05商品ページ
    BR-EB10商品ページ
  7. 動画では未使用状態ですが、実際は精米部を中心に糠が飛び散っています(笑) その飛び散った糠を奥様方はお掃除しなければなりません。BR-EB10の場合は精米部も取り外せるのでまだ良いのですが、BT-AF05の場合は精米部が取り外せないので内部を覗き込みながら糠をブラシで擦り落とさなければなりません。

  8. しかもその際は糠受けを外さないといけませんから、ブラシで落とした糠を受ける物はありません(笑) 落とした糠を小さなホウキか掃除機でさらに掃除させられる事になります。ちょっとした大掃除です(笑)

  9. これが圧力循環式BT-AF05最大の特徴である「高性能だが、お手入れが面倒」と言う事ですね。

  10. 買う気満々だった奥様方の中には、ちょっと鬱が入った方もいらっしゃるのではないでしょうか?(笑)

  11. では、気を取り直してスペックの方を見てみましょう。

  12. 型番BT-AF05BR-CB05BR-EB10
    精米方式圧力循環式圧力式圧力式
    容量(合)2~51~51~10
    分つき米(分つき)3、5、73、5、73、5、7
    胚芽米コースなしなしなし
    無洗米コースありなしなし
    上白米コースありなしあり
    白米みがきコースありありあり
    消費電力(W)290275280
  13. この中でBR-CB05だけ2007年製の旧式と言う事もありメニュー的にはちょっと寂しいですね。ランキング等を見ていても上位にいるのはBT-AF05とBR-EB10の2012年製の2台だけですから、BR-CB05は選択肢から除外しても良いと思います。

  14. BT-AF05とBR-EB10との違いは今までお話しして来た様に、精米方式と容量と無洗米コースの有無とお手入れの面倒さの違いですね。精米方式と無洗米コースではBT-AF05が有利で容量と手入れの面倒さではBR-EB10の方が勝っています。ううむ。難しい所ですね(笑)

  15. とは言え、BR-EB10が圧倒的に勝っているのは一度に1升まで精米出来る事ですから、5合程度までの精米ならBT-AF05、それ以上精米するならBR-EB10と割り切って考えたら良いと思います。面倒なお手入れがお嫌ならば素直にかくはん式をお選びになる事です(笑)

  16. BT-AF05が2合からの精米になっているのは圧力循環式ならではの理由でしょう。1合程度だとお米が循環する前に空白が空いて、センサーが誤作動するからだと思います。精米機に限らず、センサーの多い機械は精度こそ高いのですがセンサー起因のトラブルも多くて修理屋泣かせですね。

  17. 誤作動する度に故障だと呼びつけられて、実際は単に使い方が間違っていたと言うケースはままあります。玄人さんでもそのザマですから奥様方がパニック起こされるのも仕方ないのですが、機械が動かないときはもう一度きちんと説明書を読んでみて下さいね。変な思い込みや勘違いが原因だったりする事も少なくありません。サポートを怒鳴りつけといて自分のミスだと気づいた時の気まずさは半端ないですからね(笑)

  18. BT-AF05は家庭用精米機では最高の性能を誇ります。ですが、同時に最もお手入れが面倒な精米機でもあります。性能を取るかメンテナンスの楽さを取るか、何れをお選びになるかはお使いになる奥様方の性格次第です(笑)

  19. 旦那さん方も欲をかいて虫入りご飯を食べさせられたくなかったら、奥様の性格をよくよくお考えになってから選んで下さい(笑)

精米機

タイガーの精米機

始めに

    RSE-A100
  1. タイガー精米機トップ

  2. 大正12年、大阪に菊池製作所と言う小さな町工場が誕生し「虎印魔法瓶」を発売しました。その5年前、同じく大阪に誕生していた市川兄弟商会は長く魔法瓶の内瓶を作る下請け会社でしたが、終戦後には独自の魔法瓶を発売し始めます。それが「象印魔法瓶」、一たび怒ればアジアの百獣の王である虎をも倒す象を商標に用いたのは決して偶然ではないでしょう。

  3. そんな経緯からか、タイガーが何か作れば象印が対抗商品を出し、象印が何か売り出せばタイガーも必ず対抗すると言うとても分かりやすいライバル関係になっています(笑)

  4. 先に精米機を発売したのはどちらかまでは知りませんが、共に日本を代表する炊飯器メーカーだけに何れかが精米機を出したならば対抗しない訳には行きません。

  5. それがこのRSE-A100です。業界初となる「無洗米コース」を搭載したこの精米機はエポックメーキングな物となり、ライバルメーカー各社は次々とタイガーの後を追って無洗米コースを搭載して行きます。

  6. とは言え、炊飯器と違って精米機は超マイナーな調理家電です。爆発的な売れ行きを期待出来ない物に大量の開発資金をつぎ込む事は出来ません。そんな訳でこのRSE-A100も発売当初こそ大きな注目を浴びましたが後継機が出ないまま既に7年が経過し、今ではほとんど忘れられようとしています。

  7. 音楽の世界で言う「一発屋」です。そろそろ「あの人は今」のコーナーに登場しそうですね(笑)

精米機

タイガーの精米機の特徴

    RSE-A100操作パネル
  1. RSE-A100の一番の特徴は無洗米コースだったのですが、それが色あせてしまった今では写真にある2つの機能くらいになってしまいましたね。

  2. アナログなレバー操作の手軽さは前回のツインバードの物と同じです。タイガーの場合は米量はボタン式のデジタルで精米度だけレバー式の良き言えばハイブリッド、悪く言えば中途半端な物になっています(笑)

  3. ただ、使う時だけ出して来る皆さんにはこの取っ手はとても便利な物になりますね。ツインバードや山本電気はデザインを優先したのか、取っ手はおろか指を引っかける所もありません。手狭な台所で高齢者の方がお使いになる場合はこの取っ手は大きな魅力になります。

  4. それ以外に関しては他のかくはん式精米機と使い勝手は同じです。当然ですが、コードリールも付いています。

  5. 型番RSE-A100
    精米方式かくはん式
    容量(合)1~5
    分つき米(分つき)3、5、7
    胚芽米コースあり
    無洗米コースあり
    上白米コースなし
    白米みがきコースあり
    消費電力(W)260
  6. 分つき米以外に関してはエムケー精工SM-500とほぼ同じですね。どちらも2007年発売でしたから当時としては高機能だったのでしょうが、今となっては平均的なメニューになっています。

  7. 精米方式も価格帯も異なりますが、これで2012年製の象印に対抗するのは難しくなっていますね。新型の投入が望まれるところです。

  8. 評価としては平均的な物ですしデザイン的にもかなりアレなんですが、持ち運びの楽さと操作系の分かりやすさから高齢者向けの精米機と言って良いと思います。田舎のご両親に送られるならこちらは有力候補になりますね。また、タイガーのサポートは必ずしも評判が良い訳ではありませんが、ネームバリューと言う点でもお年寄りには安心感があるでしょう。

  9. 古い機械ですから、それだけ古い人向けと言う事です(笑)

精米機

山善の精米機

始めに

    YRP-50
  1. 山善精米機トップ

  2. 株式会社山善は大阪の立売堀(いたちぼり)にある工作機械や家電製品のメーカーです。花登筺の小説「どてらい男」のモデルになったのが山善の創業者、故山本猛夫氏です。つまり山善があの「天守産業」だと言う事ですね(笑)

  3. 山善はその事が気に入ってるみたいで、ネット上に山善ミュージアムなる物を作っています。昔ドラマ化されていましたから、ご覧になった皆さんには懐かしいと思います。西郷輝彦ファンの皆さんは暇つぶしにどうぞ(笑)

  4. 小説の世界ではどてらい山善も、家電製品の世界では中華製の安物家電を売りまくっては発火事故を起こしてリコールを出しまくっているトホホなブランドになります。猛やんのスピリットはどこへ行ったのでしょうか?(笑)

  5. そのトホホな山善の最新機種がこちらのYRP-50です。二つ名を「つきたて米の達人」と言うみたいですが、語呂が悪すぎて泣けて来ます。これじゃあ山本さんも成仏出来ないですね(笑)

精米機

山善の精米機の特徴

    YRP-50操作パネル
  1. YRP-50は形から想像付くように象印と同じく圧力式ですが、精米メニューを見ても分かる様に白米みがき機能に特化したユニークな精米機です。

  2. 精米メニューは3、5、7の分つき米以外には白米みがきコースしかありません。しかも白米みがきは2段階に分かれています。つまり、この精米機は玄米を精米する機能はオマケであって、開発主眼は劣化した白米を再度磨いてリフレッシュさせて美味しいご飯を食べると言う物です。

  3. この辺りは地域性が出て面白いですね。米どころのツインバードや山本電気は玄米の精米に執着していますが、純粋な消費地である大阪の山善は白米をどう美味しく食べるかに執着しています。どちらが良いのかは分かりませんが、お米一つ取っても地域によって考え方の違いが出て来るのですね(笑)

  4. 型番YRP-50
    精米方式圧力式
    容量(合)1~5
    分つき米(分つき)3、5、7
    胚芽米コースなし
    無洗米コースなし
    上白米コースなし
    白米みがきコースあり
    消費電力(W)220
  5. と言う具合に白米みがきに特化したのは良いのですが、残念ながらその弊害も出ています。それはこの精米機で通常の精米をする際は一度に3合までしか出来ません。なぜなら糠受けが3合精米すると一杯になって、それ以上精米すると溢れてしまうのですね(笑)

  6. あまりにも白米みがきに固執したあまり、通常の精米で出る糠の量の事を忘れていたのでしょうか。あまりにも間抜けな設計で笑ってしまいますね(笑)

  7. ですから、容量こそ5合ですが玄米からの精米は3合が限界です。逆に、白米みがき機能に関しては2段階の精米度の切り替えとタイマーによる時間調整でかなり細かい設定が可能です。どれぐらいの潜在需要があるのかは分かりませんが、白米みがき命の皆さんにはお勧めの精米機になります。

  8. そんな訳で、マイナーな家庭用精米機の中でさらにニッチな白米みがきに特化したのはある意味尊敬に値するのですが、まあ、普通に考えたら選ぶ理由はないですね(笑)

  9. 体を張って笑いを取り来る、大阪商人の心意気に応えたい方は選んであげて下さい(笑)

精米機
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コメント

象印の精米機
象印マホービンの精米機は、長野県安曇野市の細川製作所のOEM製品ではないですか?
細川製作所のホームページを見れば、全く同じとみえる製品が載っています。
また、象印マホービンのホームページだったか、Wikiだったか、象印マホービンが細川制作所と販売契約を結んだことが載っていました。現在はどうやら書き換えられているようですが。
確認しました

操作部のデザイン等が若干異なりますが、筐体を見る限り同じ物ですね。圧力式、圧力循環式共に同じですから、幸兵衛さんのお話の様に象印の精米機は細川製作所のOEM品と断定して間違いないでしょう。

いやぁ、これは全く知りませんでしたねぇ。一応、記事を書く時に家庭用精米機を扱う業者を幾つかチェックしていたのですが、この細川の精米機を扱っている所はありませんでした。それ以前に、細川が家庭用機を出しているなんて夢にも思いませんでした。いやぁ、世の中広いです(笑)

で、ざっと調べた所、細川の精米機は通常の家電流通ではなく農協を通じて販売されていたみたいですね。


貴重な情報ありがとうございました。今回は良い勉強をさせて頂きました。

みのる産業の精米機
はじめまして。
いつも参考になる情報をありがとうございます。

精米機の購入を検討していてお邪魔いたしました。
こちらに掲載されていない、みのる産業(株)のHRP-110はどうでしょうか。

山善YRP-50はみのる産業製では?という情報を見たことがあります。
山善精米機YRP-50の定格ラベルに「MINORU」と書かれているそうです。
だとすれば、YRP-50の容量の欠点をカバーできているのでは…?
その代わり価格がお高いのですけれども。

もしよければご意見をいただけるとありがたいです。
ふうむ

確かにHRP-110ならYRP-50の容量の問題は解決するでしょう。何せ上に米びつが乗っかってますからね(笑)
なら、通りすがりの主婦さんの大勝利かと言うと、それはちょっと早計な感じがします。
この商品、色々と分からない事が多すぎるのですよ。


みのる産業は岡山に本社のある農業器具やその周辺機器の製造メーカーです。ただ、農薬の噴霧機や田植え機の様な農業現場の商品がメインで、サタケの様に精米機の専門メーカーとは違うみたいです。精米機を扱っても不思議ではありませんが、扱っていなくても不思議ではないメーカーです。

で、このHRP-110なんですが、困った事にみのる産業や販売店のHPを見てもどんな精米方式でどんな構造なのか何のアナウンスもありません。単に商売っ気が無いだけかもしれませんが、製造メーカーだとしたら不親切を通り越して不手際と言われても仕方ないでしょう。ちなみに、取説も公開してませんからお手上げですね(笑)


途方に暮れてヤケ酒でも飲もうかと思ったのですが、もし山善のYRP-50がみのる産業製ならこれが糸口になりそうなのでちょっと考えてみました。

山善は中華製家電のOEM販売が主ですからYRP-50を自力で開発したとは思えません。また、中国に安価な家庭用精米機なんぞ売っていないでしょうから、国内メーカーのOEM品もしくは共同開発したと考えるのが妥当でしょう。但し、現在みのる産業はYRP-50と同形の物を販売はしていません。ですから純粋なOEM品ではありません。

ただ、両者を比較してみると共に操作部がダイヤル式つまみ2つで構成されていて酷似しています。精米調整はYRP-50の方が細かいのですが、左で精米度、右がタイマーと同じ配置になっていますね。この操作系のデザインは軽視されがちなんですが、操作部の設計は内部構造と密接な関係があるので、これが似ている物は兄弟機の可能性が少なくありません。

ですから、仮にYRP-50がみのる産業製ならばHRP-110もYRP-50と同じ圧力式精米機で、構造的にはHRP-110から米びつ部分を取り去ったのがYRP-50だと言う仮説は立てられます。

ただ、問題は価格差です。これをどう判断するかですね。

現在YRP-50がアマゾンで1万4千円、HRP-110は同じく4万1千9百円と3倍程度の開きがあります。HRP-110はYRP-50に比べると超マイナー商品な上に米びつ一体型でコストがかかりますし、容量も大きいとは言え、この価格差はちょっと開き過ぎな感じがしますね。

ひょっとするとHRP-110の精米部はYRP-50より高級な物を使っているのかもしれませんが、肝心のHRP-110のメカニズムが不明ですからそれが妥当な物かの判断はつきかねます。

また、HRP-110も全部みのる産業だけで作っているとは限りません。この会社のラインナップを見る限り、HRP-110の精米部は他メーカーのOEMであっても不思議ではありません。まあ、OEMだからと言って能力が落ちる訳ではありませんが、農機具メーカーだからと言って精米機が優秀であるとは限りませんからね。

てな具合で、考えれば考えるほど謎は深まるばかりです(笑)


それと、米びつ一体型精米機と言うのは省スペース性が魅力なんですが、圧力式の精米機の最大のネックはメンテナンス性です。仮にキッチンの隙間に上手く収まったとしても、全面からメンテナンスが出来ないのなら放置される事になり、一年後の夏場には虫の飼育機に成り下がるかもしれませんよ。

そこの所、ちゃんとお考えになってますか?(笑)

困った事にHRP-110は構造図も取説もありませんから、どうやってお手入れするのかも不明です。YRP-50なら簡単に動かせますからメンテナンスの心配は不要ですが、HRP-110の場合は米びつ一体型ですから、仮に側面や背面を開いてお手入れをしなければならないとすると大仕事になりますし、その時に苦労されるのは通りすがりの主婦さんご自身になります。

まあ、これは全て仮定の話ですから当たっているかどうかは分かりませんが、家電選びの際はそうした都合の悪い真実なんてのにも目を向けて下さいね。


確かにHRP-110は魅力的な商品には違いありませんが、残念ながら現状では資料が無さ過ぎて良し悪しの判断は付きかねますね。これがもう少しお安いなら背中を押してあげる事も出来ますが、何せ値段が値段ですからねー、ちょっと考えてしまいますね。

だって、背中を押した先が断崖絶壁だったら、そりゃもう目も当てられませんから(笑)

おっしゃる通りです
早速にお返事いただき、ありがとうございます。
心から頷きながら読ませていただきました。

まさにおっしゃる通りで、資料がなさすぎますよね。
圧力式はメンテナンスがネックなのですか。
構造が複雑だから、確かにそうですよね。
盲点でした。
虫の飼育機は、嫌ですね…。

しかし、やはりHRP-110がとても魅力的なので、お答えいただいた内容をふまえてメーカーに質問状を出し、もう少し考えてみます。
たぶん、人柱になるだろう予感がします(笑)
ご親切にありがとうございました。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
お疲れ様でした

どうやら読みが当たっていたのは半分ぐらいでしたね(笑)

まあそれでも、虫対策がハッキリしただけでも大きな収穫でしょう。これが買った後になってから、米びつなのに一週間分しか玄米は入れるなとか、本体をひっくり返して掃除しろなんて言われたら逆上モノですからね。それが先に分かっただけでも購入をお考えの皆さんには大きな判断材料になります。

みのる産業のHRP-110を購入検討中の皆さんになり代わりまして、私の方から先にお礼を申し上げますね。

通りすがりの主婦さん、どうもありがとうございました。


またお使いになられた時の感想でも書きに来て下さい。
もちろん、愚痴も大歓迎ですよ(笑)

米びつ付き精米機
はじめまして
コメントを失礼致します

いま米びつ付き精米機の購入を検討しておりますが、
精米機の購入が初めてなのと、米びつ付き精米機のレビューが少なく悩んでおります

1ミズタ工業の MH-101
2みのる産業のHRP-110
3丸山製作所 HR-10DX

等を検討しております。
1と3は形も似ています。
どのように選ぶのが良いでしょうか、、、
もしアドバイスなどありましたら教えていただけないでしょうか?
ふむ

お選びになった3台を見ると、米びつ代わりに使える10kgタイプがお望みって事ですかね。逆に言うと、それ以外は特にこだわりは無いって事ですね。
まあ、10kgタイプは圧力式しかありませんから変にこだわられても困るのですが(笑)


この手の大型の物をお買いになる皆さんは大半が米産地にお住いの方々なんですよ。購買の動機は「一々コイン精米機に行くのが面倒だから」です。こうした皆さんはきちんと家で精米できさえすれば目的が達成されますから、それ以上細かいレビューなどしないのです。メーカーもその辺りを良く知っていますから詳細なスペックまでアナウンスしません。この様に、物の善し悪しが良く分かない時は作っている奴を調べるのが鉄則ですから、今回はそちらからアプローチしてみましょう。

先ずは水田工業ですが、こちらは岡山にある業務用精米機の専門メーカーですね。業務用精米機以外にも石抜き機まで作っていますから本格的ですね。ただ、玄人相手の商売人に有りがちなんですが家庭用機についてのアナウンスはぞんざいです(笑)

http://www.agritecno.co.jp/mizuta/

お次はみのる産業ですね。こちらは岡山にある農機具メーカーです。農機具メーカーですからお客は農家になりますね。コメ農家は自分で作ったコメを食べますから精米機の需要は高いので、ここは顧客のニーズに基づいて精米機を売っていると言う事です。ただ、精米機より餅つき機なんかの方が力が入っているみたいですが(笑)

http://www.agri-style.com/kinou/index.php

最後は丸山製作所です。ここは元は新潟の消火器屋だったのですが、ポンプの技術を基に手広く商売を広げて、今では東京に本社を置く東証一部の総合噴霧器メーカーです。ただ、精米機に関してはカタログの隅に申し訳程度に載せているだけで、全くやる気は感じません(笑)

http://www.maruyama.co.jp/

さてさて、厄介な話ですね(笑)


一押しが見つかりませんから、お次は消去法で絞り込みましょう。

お話の様に水田と丸山の商品は酷似していますね。外寸も同じなら操作系も精米時間も同じです。丸山は自社開発の可能性が低いですから、断定は出来ませんが水田からのOEM品の可能性が高いですね。仮にそうだとすると安く売っている方を選べば良い事になります。

と言う事で、ここは水田工業MH-101とみのる産業HR-10DXとの岡山対決で比較してみましょう(笑)

先ずは精米能力なんですが、どちらも精米度とタイマーの2つのダイヤルで操作するタイプです。共に容量10kg強の圧力式ですね。仕様サイズ共に似通っていますし精米時間も価格帯もほぼ同じです。つまり、この両者の能力差は殆どありません。

同じ岡山の同業者同士になりますから、恐らくこの2社はライバル関係にあるのでしょうね。広島のサタケや大阪の象印に負ける事は許せても、何れかに負ける事は我慢出来ないのだと思います。ですから、何れかが新機能を搭載すればもう一方も必ず対抗するので、結果的に能力が拮抗する事になります。

ただ、あまりに似すぎていても胸糞悪いので、玄米の投入口とスイッチ類を水田は本体上部に、みのるは本体正面に配してるのだと思います。ここが一番の違いですね。ここだけこれ見よがしに違っていますから、色々と妄想すると面白いです(笑)

以上の事から、精米機を低い位置に置くなら水田工業MH-101の方が使い易いですし、高い位置に置くならみのる産業HR-10DXの方が使い易いですね。それ以外はあまり変わらないでしょうから、純粋にお好みでお選びになると良いと思いますね。

残念ながら都市部ではこのタイプの精米機の需要が無いので私も実機は見た事がありません。
ですから、私がお話出来るのはこの辺りまでですね。


何か細かい疑問点があるのでしたら直接メーカーのサポートへ問い合わせてみると良いですよ。
農家相手の商売してますから、その手の問い合わせに対しては丁寧に応対してくれると思います。

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Author:りぺ屋
どんなに高機能でも壊れればただの粗大ゴミ。
家電と亭主は丈夫で長持ちするのが一番ですよ(笑)

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