炊飯器その4。象印の2013年モデル購入ガイド

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象印炊飯器の2013年モデルの特徴についてご説明させて頂きます。

始めに

  1. ここからはメーカー別に2013年モデルの特徴や機能、そして個々のモデルのスペックについて見て行きたいと思います。どのメーカーも大量の商品を出していますから検証するのも一苦労なんですが、苦労するのは私なんで皆さんはお気楽に見て下さい(笑)

  2. トップバッターは業界シェア1位の象印の2013年モデルを見てみましょう。

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2013年製象印炊飯器

2013年モデルの特徴

始めに

  1. 象印炊飯器トップ 2013年カタログ3合炊き 2013年カタログ5.5~10合炊き 価格コム売れ筋ランキング
  2. NP-WS10
  3. 今年のモデルはどれも小幅なマイナーチェンジですから大きな変更点はありません。メカニズム的には去年のモデルと同じですね。外装はともかく、特殊な内釜なんかは毎年仕様変更すると非常に高く付きますから、基幹パーツのモデルチェンジは数年に1回程度になります。今年はその年では無かったと言う事ですね。

  4. 外装以外の変更点としては、評判が悪かった南部鉄釜の炊き上がりなんかは炊飯アルゴリズムをいじっているかもしれません。信用できる口コミの数が少ないですから評価は難しいのですが、初期の物によくあった「水っぽい炊き上がり」と言う声は無くなっています。地道に改善していると見て良いと思います。

  5. それでは象印の代表的な特徴について見て行きましょう。

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羽釜

    羽釜
  1. 南部鉄を筆頭に象印が高級内釜として打ち出しているのが、この羽釜です。羽釜とは左の写真の様にかまど用に使う釜で、焚口に落ちないように釜に羽根を付けた物ですね。

  2. この羽根は本来は落下防止用のギミックなんですが、象印に言わせるとこの羽根が熱を逃がさず効率的に利用出来るから採用したとの事です。が、何と言いますかかなり強引な解釈ですね(笑)

  3. 薪を使った直火炊きのかまどは火が釜底をナメ上がりますから羽根の遮熱効果は期待出来ますが、釜自体が発熱する圧力IHの電気炊飯器では逃げる熱源がありません。ですから、どう考えても意味の無い行為なんですが象印は効果があると言い張ってます。

  4. まあ、電気炊飯器の特殊機能を科学的に分析するのはブードゥー教の呪術を物理学で説明するのと同じくらい不毛な作業ですから、信じられる方だけ信じて下さい。オカルトや宗教は私の管轄外です(笑)

  5. 羽釜の秘密
  6. 左の図が象印の言う「羽釜の秘密」でそうですが、何の事は無い、単に羽根の部分にヒーターを付けただけですね。

  7. 要は羽根が熱を逃がさないのではなく、羽根を無理やり発熱させてるだけです。秘密は羽根と言う形状ではなく、側面に取り付けたヒーターだったと言うオチですね(笑)

  8. 側面ヒーターなら他メーカーもやってますから、象印だけの方式ではありません。それだと有難味が無いので羽釜ガーとか言い出したのでしょう。

  9. これは象印だけに限らず、どの炊飯器メーカーもこの手のハッタリを連発してますから今後も大量に出て来ます。読んでる皆さんもウンザリされるでしょうけど、書いてる方はもっとウンザリしてますので我慢して下さい(笑)

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可変圧力方式

    象印可変圧力
  1. これは前回少し書きましたが、圧力IHの加圧量を炊く物や炊飯メニューによって最大圧力を細かく変化させて最適の炊き上げりを目指す方式ですね。ですから圧力弁も電子制御で開閉する様になっています。

  2. 言葉にすると「何だそれだけか」なんて思われるかも知れませんが、これは非常に地味で根気の要る作業の積み重ねが必要ですから一朝一夕では出来ません。現在、これだけ細かい圧力制御が出来るのは象印だけですから、これは自慢しても良いと思います。

  3. 元々、象印はサンヨーに次いで古い圧力IH式の開発メーカーです。当初の頃は圧力式にする事で炊飯時間の短縮を図っていたいたみたいですが、開発途上に圧力式の炊き上がりの違いに気づいてから長い研究開発の歴史があります。こうした細かい圧力制御が出来るのは、その間の膨大なデーターが基になっているのでしょう。こう言う部分は後発メーカーは簡単にマネができません。松下だって無理です(笑)

  4. ただ、この可変圧力に耐えるには本体の強度と気密が要求されますから、中級モデル以上のみの搭載になっています。象印の圧力IHをお買いになるなら廉価版モデルはお止めになる方が良いでしょう。安いモデルでは象印の持ち味は出ないですよ。

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内釜プラチナコーティング

    うまみプラチナコート
  1. 先にお話しした通り、コーティングに関してはオカルトの最たる物だと思って下さい。象印の場合はプラチナをコーティングする事で水が弱アルカリ化するとの事なんですが、イオンを使った水質変化にはかなりの時間がかかります。

  2. 炊飯時間内に水を弱アルカリ化するには大量のプラチナが必要になりますが、強度の点でも予算の点でもそれだけのプラチナを使うのは難しく、実際は気休め程度の能力しか無いと考えるのが妥当だと思います。

  3. よくコーティングの宣伝には成分分析機の数値が使われますが、ご飯の美味さを決る大量の項目の中から1つ2つだけの変化で、しかもたった数十パーセントの数値上昇では実食して違いが分かる人間などいません。

  4. 人間には判別不能な違いしかないから成分分析機を使うのですよ。騙されないようにね(笑)

  5. しかもその機能のせいで他の数値は下がっている場合もありますが、そんな事は口が裂けても言わないでしょう。「嘘は付かない、だが本当の事も言わない」と言うのが良い詐欺師の条件だそうですが、炊飯器の宣伝に携わっている人達は良い資質をお持ちの様です(笑)

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保温機能

    うるおい二重内蓋
  1. 炊飯機能に関しては各社色々な機能や装置を開発して味を競ってますが、この保温に関しては目ぼしい物はありません。どのメーカーも対応に苦慮していると言うところですね。

  2. 象印の場合は二重蓋で蒸気を水分として蓄えてる事と、おねばのうま味が抜けるのを防ぐ事で保温時の味の劣化を少なくする工夫をしています。ただ、これは呼び名こそ違いますが他メーカーもやっていますから、象印だけのアドバンテージとは違います。

  3. また、40時間後も美味しく保温されるとする「極め保温」なんてのがありますが、特別な事はしていません。単に保温時の加熱アルゴリズムを工夫しただけです。実際に廉価版モデルでも30時間保温を謳ってますから、値段が2倍以上になって保温時間が1.3倍になっただけです。大した違いはありません。

  4. 保温と言うのはどうやってもご飯を不味くする行為でしかありませんから、ひたすら炊き上がりの美味さを追求している炊飯器技術者には気の重い開発作業になります。保温を重視するあまりに本来の炊き上がりの美味さが阻害されては意味がありませんし、実際二つの機能が衝突する事も珍しくありません。

  5. 「炊き上がりに内蓋の雫がこぼれる」とか「炊き上がりが水っぽい」なんてのは保温に重きを置いた弊害の一つです。「保温を無視して良いから、もっと美味い飯を炊け」なんて命令しちゃう慧眼の社長さんがいれば技術者の皆さんは嬉々として作り上げると思いますが、まあ、売り上げの話しかしない人ばかりでしょうから無理な話かも知れませんね(笑)

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炊飯メニュー

    NP-BT10
  1. 炊飯メニューは上位モデルほど多彩なメニューが用意されていますが、これは他メーカーも同じですから象印だけの物と言うのはありません。

  2. ただ、その中に蒸気セーブモードがあるのは高気密住宅にお住まいの方には嬉しい仕様かもしれません。まあ、あくまでも「セーブ」であって「カット」ではありませんが、完全に蒸気をカット出来るのは炊き上がりに癖のある三菱と日立しかありませんから、比較的万人向けの象印で選択出来るのは朗報でしょう。

  3. 但し、最上位モデルでも3合炊き時限定で80%カットと微妙な数字の上に、蒸気セーブモードで炊くと炊き上がりが硬めになると言う欠点があります。これは象印の場合は三菱と日立の様に特別なメカニズムを搭載していませんから、炊飯アルゴリズムだけで対応しているためですね。

  4. そんな訳で、欠点もありますし過度な期待は禁物ですが、オカルト釜の効果よりは確実です(笑)

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2013年モデルのスペック一覧

5.5合炊き

NP-WS10
  1. それでは2013年モデルのスペックを見て行きましょう。ただ、炊飯器の場合は数値の違いは炊飯量と消費電力くらいしかありません。炊飯器を扱ってる家電ブログをご覧になっても漠然とした事しか書いていませんが、モデル毎の能力差の大半は細かい機能の有無だけで基本的な能力には大差ないからですね。

  2. ですから重要な機能や能力に絞って比較してみたいと思います。詳細な比較に関しては上に貼ったカタログを参考になさって下さい。

  3. 型番NP-WS10NP-WA10NP-BT10NP-BB10
    炊飯方式圧力IH圧力IH圧力IH圧力IH
    圧力(メニュー数)1~1.3気圧(7)1~1.3気圧(7)1~1.3気圧(7)1~1.3気圧(7)
    内釜南部鉄羽釜多層羽釜多層羽釜多層釜
    内釜保障3年3年3年3年
    保温時間40404030
    その他の機能側面ヒーター側面ヒーター側面ヒーターなし
    炊飯時消費電力(W)1360136012401240
    1回当り炊飯時消費電力量(Wh)147150132131
    1時間当り保温時消費電力(Wh)15.514.715.915.9
  4. こちらが上位モデルのラインナップです。まず炊飯時消費電力をご覧になって下さい。完全に2つのグループに分かれてますよね? 型番だとWとBの2グループになります。そして、同じグループの炊飯器は基本的に同じ能力だと思って下さい。さらに装備を見ると、基本モデルと豪華モデルに分かれているのが分かりますね。

  5. 炊飯器はどのメーカーも非常に種類が多いのですが、原則的にこの基本モデルと豪華モデルのペアで構成されています。装備だけ見ると別物の様に見えますが、このペアは基本設計が同じですから味に大きな違いはありません。

  6. まあ、遅めの朝食と早めの昼食ぐらいの差ですね(笑)

  7. ですからコストパフォーマンス重視で買われるなら、この基本モデルが狙い目になります。そして下位の豪華モデル、ここだとNP-BT10よりも、上位の基本モデルであるNP-WA10の方が美味しく炊き上がる様に設計されています。まあ、実際に美味しいかどうか人によりますが、メーカー側にはそうした意図があると言う事ですね。

  8. これはメーカーを問わず、炊飯器選びの物差しになりますから覚えておいて下さいね。

  9. 個々のモデルに関してはお好みで、とでも言うしかありません。最も安いNP-BB10と最も高いNP-WS10とでは価格差だけで5万円以上あります。これだけの価格差があると横並びの比較は不可能ですからね(笑)

  10. ただ、問題はその5万円の価格差だけの味の違いがあるかどうかと言う事ですね。まあ、南部鉄釜だけで2万円程度する訳ですから、仮に味のコストパフォーマンスなんて計算出来たとすると酷い数値になると思います。後はそれを投資出来るか、もしくは投機出来るかの話になりますから私の方からは何とも言えません。

  11. 少なくともウマい儲け話ではない事だけは確実ですね(笑)

  12. 続いて下位モデルも見てみましょう。

  13. 型番NP-NY10NP-HH10NP-VD10NP-XA10
    炊飯方式圧力IH圧力IHIHIH
    圧力(メニュー数)1~1.3気圧(7)1~1.15気圧(3)なしなし
    内釜多層釜多層釜多層釜多層釜
    内釜保障3年1年1年1年
    保温時間30303024
    その他の機能パン焼きなしなしなし
    炊飯時消費電力(W)1240123011051105
    1回当り炊飯時消費電力量(Wh)133138144141
    1時間当り保温時消費電力(Wh)15.314.514.915.7
  14. こちらはちょっと様子が異なります。IHの2台は例のペアになりますが、圧力IHの2台は似て非なる物です。圧力の項目を見て下さい、NP-HH10は最高圧力が1.15気圧と低くなっていますね。消費電力から見ると基本設計は同じでしょうがNP-HH10はNP-NY10の劣化版と言うべき物で、おそらく本体や部品の強度を落して安く作っているものと思われます。

  15. Amazonでも価格コムでもこの旧型モデルNP-HJ10の評価は「安くて美味しい」と言うのが多いのですが、実際は「安い割には美味しい」とか「安いから美味しい」と言うニュアンスの物だと思います。最安値の時は1万円程度で売っていましたから値段に釣られて飛び付いた人が多かったみたいですが、加圧機能が大きく劣っている訳ですからそんなに美味い訳がありません(笑)

  16. 実際に中級モデルから買い替えた人には不評ですし、高評価を付けている人の多くがマイコン式や10年物の古い炊飯器からの買い替えです。つまり不味い炊飯器から買い替えた人には好評ですが、美味い炊飯器から買い替えた人には不評と言う微妙な炊き上がりの炊飯器がNP-HJ10と言う事になります。早い話が絶対的に美味しい訳ではありません。この辺りが調理家電の口コミの怖さですね。鵜呑みにするとバカを見ます。

  17. このNP-HH10と言う炊飯器は、どうしても価格的に割高になる圧力IHの炊飯能力を落して格安で販売する戦略商品です。つまり象印がシェア争いをするための道具であって、「安い圧力IH炊飯器」には違いませんが「美味い圧力IH炊飯器」ではありません。でないと羽釜の炊飯器を買う人間は馬鹿と言う事になりますから(笑)

  18. ですから、この廉価版のシリーズに関しては私はお勧め出来ません。1つ上のNP-NY10との価格差は現在6000円程度です。安物の「なんちゃって圧力IH炊飯器」を買うぐらいなら、もう6000円払って本物の圧力IH炊飯器をお買いになる方が良いと思います。

  19. 何度も言いますが、安い物には必ず理由があるのですよ(笑)

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3合炊き

    NS-UC05
  1. 3合炊きに関しては2013年に新型モデルは発売されませんでした。圧力IH、IH、マイコン共に2012年モデルが最新型となります。ですから本来は除外なんですが、ついでですから一通りざっと見てみましょう。3合炊きで圧力IHを作っているのは象印だけなんですが、気圧の数値が理由を物語っていると思います。

  2. 表が狭っ苦しいですが、オマケなんで我慢して下さい(笑)

  3. 型番NP-RD05NP-RH05NP-GF05NS-LF05NS-UC05
    炊飯方式圧力IH圧力IHIHマイコンマイコン
    圧力(メニュー数)1~1.2気圧(3)1~1.15気圧なしなしなし
    内釜多層釜多層釜多層釜多層釜多層釜
    内釜保障3年1年1年1年1年
    保温時間2424242412
    その他の機能なしなしパン焼きパン焼きなし
    炊飯時消費電力(W)700700700450440
    1回当り炊飯時消費電力量(Wh)10910711695.690.5
    1時間当り保温時消費電力(Wh)12.813.4149.411
  4. 先ずは圧力IH方式から見てみましょう。当然、圧力の数値からです。ご覧の通り5.5合炊きより加圧量が低いですが、早い話が3合程度だと圧力をかけて炊かなくても十分炊飯出来るからですね。消費電力も5.5合炊きの半分程度しか使っていません。

  5. 基本的にIH、圧力IH方式はマイコン式の火力不足を補う為に開発されたものですが、少量炊飯の場合はマイコン式の火力でも事足りてしまいます。ですから、わざわざコストが上がるIH、圧力IH方式を採用するメリットはあまりありません。不要とは言えないまでも、炊飯器の価格を大幅に上げてまで採用する必然性がないのですね。ですから他メーカーは作っていません。

  6. そんな訳ですから、象印の3合炊き圧力IH炊飯器と言うのは「一人暮らしだけれど出来るだけ美味しいご飯が食べたい。そしてそのための出費は惜しまない」と言うかなりニッチな需要に対して作られた炊飯器と言う事になります。他社が追従しない訳です(笑)

  7. ただ、問題はそれが投資に見合う美味さになっているかどうかですね。残念ながら、口コミを読んでいる限り大きな期待をするとがっかりする出来と言う所が真実のようですね。

  8. 先にお話ししましたが、ご飯と言うのは大量に炊けば炊くほど美味しく炊き上がります。1合程度だと土鍋で炊こうがかまどで炊こうが炊飯器で炊こうが美味しくは炊き上がりません。これは方法の問題ではなく煮炊き物の鉄則ですね。

  9. 私も一人暮らしの時は5.5合炊きのマイコン炊飯器を使っていましたが、炊く時は4合ほど炊いて残りはタッパに入れて冷凍してました。これは毎日1合づつ炊くよりもまとめて炊いた方が美味しかったからですね。

  10. そんな訳ですから、3合炊きの高級炊飯器に過度な期待は禁物です。少なくとも投資に見合う炊き上がりではないですから、私の様に5.5合炊きをお使いになるか、3合炊きにこだわるなら安価なマイコン式をお選びになる方が良いと思います。

  11. 美味しいご飯が食べたいのなら沢山炊く、これに勝る方法はありません。色々と工夫して美味しく召し上がって下さいね。

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コメント

1升炊き炊飯器について教えてください!
はじめまして。
炊飯器の買い替えに悩みネットで探していたところ、こちらのサイトにたどり着きました。なるほどーと思うことばかりで勉強させて頂きました(^_^)

わが家の炊飯器は9年前に買った三菱の超音波IHなのですが、数日前から炊飯出来なくなってしまったので、購入を検討しています。
好みのごはんは、どちらかと言えば柔らかめで、もちもちとしたものです。1升炊き希望で、予算は5万円以内です。
こちらのサイトを見て、象印の圧力IHかパナソニックの可変圧力IHのものを検討しています。パナソニックのデザインの方が好みですが、炊飯時の音がネックになっています…。
ちょうど新型が出るタイミングのようなので、機能が大きく向上したなら新型を買いたいところですが、それほど変わらないなら型落ちでもいいので、新型と旧型の違いも教えて欲しいです。どうぞアドバイス
お願いします。
ふむ

パナソニックの新型は既に発売になっていますが、象印は今月末になるみたいですね。ですから、象印の新型は間に合わないでしょう。


で、新旧の比較なんですがパナソニックの新型は旧型より甘味成分が「約10%アップした」のが目玉みたいですよ(笑)

甘味成分とはご飯を食べた時に感じる甘味を構成要素の恐らく1つを指すのだと思います。表現が非常に曖昧でミスリードさせる気満々ですから。さらに、例によってパナソニックの表示ですので、アップしたのは実質5~6%程度でしょう。あそこは都合の良い数字は四捨五入を使いますからね。

つまり、「ご飯の美味しさを構成する要素のただ一つが成分分析機で計測して1ケタ台向上した」と言うのが新型で向上した部分ですね。こんなの測定誤差の範囲ですよ。

つまり、新型は旧型とほとんど同じだと言う事です(笑)


象印の新型に至ってはデザインを変えただけですね。機能的には全く同じですから。


ですからパナソニック象印共々、新型のデザインが三度の飯より気に入ったと言うのならば別ですが、そうでないならバカ高い新型を選ぶ理由は何もないですね。今、大幅値引き中の旧型をお求めになる方が圧倒的にお得です。

ただ、一升炊きとなると象印では機種が限られますし、値引きの率も低くなる傾向があります。もちもち感ならパナソニックの可変圧力がお勧めですが構造上音だけはどうしようもありません。象印はパナソニックほどもちもち感はありませんが、ふっくら柔らか目の炊き上がりで音も静かです。

食感を取るか静かさを取るか2択になりますね。悩ましい話ですが(笑)


とは言え、こればかりは私が決める訳にはいきませんからねー。
後はなっちゃんぴーちさんご自身の判断になりますね。


まあ、お好みからすると、どちらをお選びになっても三菱よりは美味しく感じると思いますよ。

ありがとうございます!
早速のお返事ありがとうございます(*^_^*)
新型も旧型もほぼ変わらないのですね。でしたら、旧型に決まりですね!
あとは値段を見比べながら、味か音かで悩みたいと思います(^_^;)ありがとうございました♡
麦飯を柔らかく炊きたい
はじめまして。
お忙しい中、申し訳ありませんが ご相談です。
買い替えで悩んでいまして、こちらにたどりつきました。大変勉強になり感謝しております。
が、まだ決められなくてご相談です。
現在 4年前に購入した「SANYO ECJ-LK10」という圧力IHジャーを使って、
「無洗米6:押し麦4」を約2合半(麦は水が多いので全体量約3合強)炊いています。
困っていることは
最初から、「ふきこぼれが激しい日と、全く無い日」が3:2の割合で出現します。
その為、炊き上がりが定まらなくて、「硬い日」と「柔らかい日」が交互です。
年寄りですので、柔らかい方を望んでいます。
その上、部品が多くあとの手入れが大変です。

その為、買い替えする事にしました。
希望は
①予算は1万5千円迄(ネットで購入します。)
②「無洗米6:押し麦4」を約2合半(麦は水が多いので全体量約3合)を柔らかく炊きたい
  その他の機能は必要ナシ
③あとの手入れが簡単
④タイマー予約あり
⑤保温はしない  
です。

参考に読ませて頂いた結果、候補として
①Pana マイコン「SR-MB101」
(取扱い説明書を見ると、麦飯にも対応しているようですが・・)
②象印 マイコン「NS-TC10」
③象印 IH 「NP-XA10」
を考えておりますが、まだ決められません。
マイコンで麦をちゃんと炊けるかな?という点と、IHは硬いかな?
という2つの点で迷っています。
如何でしょうか?
他にも良いものがあれば、教えてくだされば・・有難いです。

最初「象印NP-VD10」と「Pana SR-HD102」を考えていましたが、実物を見ると
象印は蒸気口の所が複雑で手入れが大変そうでした。
「Pana SR-HD102」は見れていませんが、他の物を見た感じでは、蓋のつなぎ目の辺りが複雑なのでは?・・・・・

お忙しい中、申し訳ありませんが、バアちゃんをお助け下さいませ。
遅くなりました

さて、本題に入る前に今お使いの炊飯器に関して先にお話しておかねばなりません。

現在、日によって吹きこぼれが出るみたいですが、次に炊く時に押し麦の割合を2割以下に下げて炊いて見て下さい。それでも吹きこぼれが出るようでしたら麦を入れずに無洗米のみで炊いて下さい。それでも吹きこぼれが出るようでしたらその炊飯器は壊れています。

現在の炊飯器は吹きこぼれが出ない様に設計されています。何せ炊飯器は電気で動いていますから、吹きこぼれは故障の原因になるだけではなく火事を引き起こす可能性があるからですね。にもかかわらず吹きこぼれが出ると言う事は、何かが間違っているか、どこかが壊れているかの何れかになります。

恐らく小町さんの場合は押し麦の配合が多すぎるのだと思いますが、現状の配合のまま炊飯器を使い続けるのは危険ですので絶対にお止めになって下さい。

と言うか、吹きこぼれが出た時点で「おかしいな」と思わないとダメですよ(笑)


ECJ-LK10はとても評判の良い炊飯器ですがそれはあくまでも白米を炊く場合に限っての話で、ECJ-LK10に限らず圧力IH炊飯器全般に雑穀混じりの炊飯は得意ではありません。元々、炊飯器は白米を美味しく炊き上げる為に開発された機械ですし、中でも圧力IH炊飯器は本来炊飯には不要である圧力をかけてまで白米の炊飯に特化した機械ですから非常にデリケートに出来ています。

通常、圧力IH炊飯器で雑穀を混ぜて炊く場合は1割から2割程度が限界と定めている物が多いです。ただこれも量的には1割程度であったとしても雑穀の種類によっては吹きこぼれ等を起こすケースもままあります。ですから雑穀を混ぜて炊く場合は圧力IH炊飯器は鬼門だと思った方が良いですね。混ぜる雑穀の種類もその比率も、人間の好みより炊飯器に合わせて食べる以外に方法が無くなってしまいます。

小町さんの場合は白米ではなく無洗米をお使いになっている上に、押し麦の比率が4割とかなりな量になっています。無洗米も白米とは同じに炊けませんから専用のコースを持つ炊飯器が多いです。それをベースに白米炊飯とは水量も加熱時間も全く異なる押し麦を4割も混ぜられたら炊飯器の方がたまりません。悪名高い刑務所の麦飯だって米と麦の比率は7:3ですからね(笑)

これはまあ小町さんの使い方が悪いと言うより、麦を混ぜても良い限度をきちんと表示しなかったサンヨーにも落ち度はあるのですが、だからと言って吹きこぼれが出るままご飯を炊き続けるのも感心しませんね。これは炊飯器に限らず、お使いの家電製品が何か異常な反応を示した時はメーカーに問い合わせるぐらいの慎重さが必要ですよ。

多分、問い合わせたらその配合では止めてくれと言われるでしょうけど(笑)



さて、お小言はこのくらいにして(笑) 肝心の新しい炊飯器ですけど、これは圧力IH炊飯器以外をお選びになりさえすればどれでも良いと思います。ネットで売れ筋を探しても良し、この時期は大手スーパー等がセール品を出す事も多いですからそちらの中からお選びになっても構いません。予算が1万円以上ありますからマイコンの上位互換であるIH炊飯器の中からお選びになると良いでしょう。

IH炊飯器が硬めに炊き上がると言うのは「メーカー指示通りの水量で炊いた場合に圧力IH炊飯器と比べると硬目の炊き上がりになる」と言う意味であって、どう炊いても硬くなると言う事ではありません。IH炊飯器は圧力IHに比べると構造がシンプルですから、水加減一つで硬めにも柔らか目にも炊き分けられます。圧力IHだとそうは行きません。水加減はとてもシビアです。ですから安心してIH炊飯器をお選びになって下さい。

また、お話の様に炊飯器には色々なコース設定がありますが、小麦等の雑穀に関しては白米に対して1割程度混ぜるのを想定して設定されていると思われますので無洗米6押し麦4の小町さんの場合はあまり意味はありません。仮にこの配合で美味しく炊ける炊飯器があるとして、それを知っているのは神様だけです(笑)

口コミ等の評価も白米を炊いた場合の話ですから全く参考にはなりません。ですから、価格、デザイン、お好みのメーカー等、あるいはお手入れの楽さ加減でピンと来た物をお選びになるしかありません。逆に、通常のマイコンやIH炊飯器なら吹きこぼれる事は無いと思いますから安心して下さい。早い話がどれをお選びになっても大して変わりません(笑)

ですから、炊くだけなら通常の炊飯コースで十分に炊けますが、美味しく炊くには人の側で調整してやる必要がありますね。一番は何と言っても水加減です。これは釜に入れる水量もそうですが、お米と押し麦の浸水時間の調整ですね。これを調整する事でどこかに最適な数値があると思います。それを探してみて下さい。

もう一つはコース設定ですね。何も無洗米を使っているから無洗米コースが、雑穀を使っているから雑穀コースで炊いた方が美味しく炊けるとは限りません。特に小町さんの場合は極めて特殊な配合でお炊きになりますから、どのコースで炊くのが一番適しているかやって見ない事には分かりません。

何とも面倒な話なんですけど、とても面倒な配合でご飯を炊いているのは小町さん自身ですから、これは自業自得と諦めて下さい(笑)


お手入れが楽なIH炊飯器なら蓋を取り外して丸洗い出来るタイガーのtacookシリーズが一番楽だと思います。何せ蓋ごと一式取り外して、そのまま流しにぶち込んでジャバジャバ洗うだけですから(笑) ただ、タイガーの炊飯器は炊飯中の冷却ファンの音がうるさいのが難点で、しかもちょっと予算オーバーですけど。

こちらは2013年モデルです。

http://www.amazon.co.jp/TIGER-IH%E7%82%8A%E9%A3%AF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC-5-5%E5%90%88%E7%82%8A%E3%81%8D-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9-JKT-G100-XK/dp/B00LTCXMVC

こちらが今年のモデルですね。

http://www.amazon.co.jp/TIGER-IH%E7%82%8A%E9%A3%AF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC-5-5%E5%90%88%E7%82%8A%E3%81%8D-%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9-JKT-V100-XC/dp/B00LTCXLPE

ランク的にはIH炊飯器の中の上と言う所ですね。


炊飯器の方式の違いが大きく影響するのは白米を炊く時です。無洗米6押し麦4で炊く事を想定した炊飯器は地球上に存在しないでしょうから、どれをお選びになっても大して違いは無いと思います。ですから、美味しく炊くには後は小町さんの工夫次第になりますね。そう言う意味では私がお手伝い出来るのはここまでです。

何とも情けない話なんですが、今回に限るとメーカーの開発担当者の方に尋ねても首をかしげる事になると思いますね。それくらい難度の高いお話なのでこのくらいで許して下さい(笑)

ありがとうございます。
ご親切にありがとうございます。

ご丁寧な説明、よ~~く分りました。

吹きこぼれのまゝ、4年間も使い続けたとは・・・無謀だったのですね。
あ~~怖ろしい・・・恥ずかしい・・・

ご指導をよく解釈して、早速買い替え致します。

お忙しい中、時間を割いて下さり、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
象印炊飯器で迷っています
初めまして。たまたまいろいろ見てたら辿りつきました。
象印炊飯器の5.5合炊きの2014カタログ掲載のBUにしようかBCにしようか迷っています。
後、メーカー三年保証ついてますが、長期保証5年とかつけたほうがいいのかなとか。
唐突に申し訳ありませんがよろしくお願いします。
ふむ

象印のNP-BU10とNP-BC10は2013年モデルと殆ど同じで、若干BU10の方が豪華な仕様になっていますが中身は殆ど同じと考えて良いですよ。どちらの旧型モデルも評判が良かったですから、どちらをお選びになっても裏切られる事は無いでしょう。多分ね(笑)

ですから極端な話、色味で決めるなんてのもアリだと思います。現在、価格差は8千円ほどありますが実際はその程度の差ですね。お好みでお選びになって構いませんよ。


で、保証に関してですが、圧力炊飯器が故障するのは主に内釜、パッキン、蓋のロック部なんかが相当しますね。両者とも内釜は3年保証が付いていますが、それ以外の部分は1年保証です。

長期保証に関しては、みかんさんが炊飯器をお使いなる頻度と長期保証の内容によりますね。一日一回程度の炊飯であれば5年保証が切れた頃合いに、あちこち不調になる可能性が高いです(笑)

内釜は、内釜で洗米したり雑に扱わない限り3年以上持ちますし、長期保証の保証条項に内釜を含まないケースが多いので、これ目当てに長期保証に入るは止めた方が良いでしょうね。

ですから、日に何度も炊飯するなら別ですが、一日一回程度なら長期保証は必ずしも必要ありません。長期保証の内容を吟味して手厚い内容なら検討する、ぐらいで良いと思いますよ。保険屋も商売ですから、故障しやすい部位は特例として除いてある事が多いですのでよく確認してからお決めになって下さいね。

No title
初めまして!今持ってるタイガーのIH炊飯ジャー(JIV-B100)での炊きあがりがおかしくなってきたので(水を大目にしてやわらかめに炊いても、炊きあがり後取り出してすぐ表面がカチカチに硬くなってくる。)買い替えを検討しています。
ごはんが大好物の子どものために、ふっくらやわらかに炊ける機種で、圧力IHではなくIHのもので(手入れやパッキンの寿命など面倒なので)探しているのですが
やわらかめと評判の象印、パナソニックともに機種が多すぎて大混乱中です。。。
例えば象印だけで検討するとすると、NP-VD10とNP-HQ10は炊きあがりに違い無しと考えていいのでしょうか?
象印、パナともにIHでおすすめ機種があればアドバイス欲しいです。
何だか

色々とごっちゃになっているみたいなので整理しますが、象印が柔らかめなのは圧力IHの話であってIHの話じゃないですよ。パナソニックも三菱ほど硬めではないというだけで、特別に柔らか目に炊き上がると言う話じゃありません。

それに、IHは圧力IHよりも硬めの炊き上がりになります。ですから、IHで「ふっくらやわらかに炊ける機種」その物が存在しません。IHで柔らか目に炊き上げたいなら、浸水時間を調整するなり水加減を調整するなりカワグチさんご自身が工夫しなければなりません。ごはんが大好きなお子さんの為ですから、その程度の手間なんて気にならないですよね?(笑)

もっとも、子供をダシにしてズボラかましてやろうなんて思っているのなら別ですけど(笑)

そんな訳で、デフォルトで柔らか目に炊き上がる物がお望みならば圧力IHを買った方が向いていますね。当然ですが、お手入れは若干面倒になりますしパッキンの劣化の問題も出て来ますが、それは美味い物を食べるための対価ですので素直に諦めて下さい(笑)

ただ、IHは水加減1つで炊き上がりの柔らかさ自体は任意に調節可能ですから、IHをお選びになってお口に合う様に加減するのも自由です。但し、柔らか目の炊き方はIHのベストとは言えない事をご了承下さい。


で、ご質問の件ですが、ある機種があるとするとその一つ上や一つ下の機種とは殆ど差が無いと考えても構いませんよ。これが二つ三つ離れて来るとそれなりに差が出て来ますが、一つ程度だとハッキリ分かるほどの差にはなりません。どちらをお選びになるかは「高い炊飯器を買ったからこのご飯は美味い」と考えるなら高い方を、「安い炊飯器だけど一つ上のモデルと大して変わらない味だから美味い」と考えるなら安い方をお選びになって下さい。まあ、そんなもんですよ(笑)


それと、どれにするか迷う時はまず最初に予算をしっかりと決めて下さい。炊飯器の場合はお財布と相談して無理なく出せる上限が予算になります。炊飯器は無理して高価な物を買う必要は全くありません。

なぜなら不味いお米を高級炊飯器で炊いても美味くなったりしないからですね。美味しいご飯が食べたいなら、ますは家計が許す範囲で美味しいお米をお買いになって、その上でお財布の許す範囲の炊飯器をお選びになれば良いのです。不味いお米を最高級炊飯器で炊くよりも美味いお米をマイコン炊飯器で炊く方がすっと美味いです。ごはんが大好きなお子さんの為にも、まずは美味しいお米を見つけて下さい。

予算が決まったら予算上限で買える物をピックアップして下さい。IHは商品点数が限られますからせいぜい4~5機種です。ピックアップが済んだら1つずつ検討して行きます。見る所は機能と使い勝手ですね。炊飯メニューの豊富さとか保温時間とかお手入れのしやすさとかですね。そうしてお好みに合う物を絞って行きます。大体2~3機種に絞り込まれると思います。

ここまでやって初めて悩む所になりますね(笑)

こう言っちゃあなんですが、事実誤認はあるわ予算は不明だわ、面倒事が嫌いで柔らかいご飯が好きだと言うだけでお勧めを教えろなんて言われても、私は超能力者でも占い師でもありませんから答えようがありませんよ(笑)


ともかく、もう一度予算から洗い出す作業をして下さい。
で、その上で最終的に決められななかったらその時にまたお越し下さい(笑)

No title
言葉足らずでイラつかせてしまったようですみません。長々と検討比較している経緯を全て書く必要が無いと思ったので。
当初3万円台くらいで評判がいいやつ、という感じでいろいろ探して全メーカー確認しました。
炊飯メニューや保温時間などの機能はどうでもよかったので、お手入れの仕方や炊きあがりの評判だけで比較検討しています。価格コムやAmazonや他人のブログのレビューなので、信憑性は分かりませんが、たくさん目を通せばある程度傾向が分かると思いまして。
その後こちらの記事を見つけて全部目を通してまして、高い機種がいいというわけではないということ、圧力IHにはデメリットが結構ある、ということで、IHの1~2万円の中で検討してました。

そしてIHの象印が柔らかめ、というのは、このブログの価格別購入ガイドのIH5.5号炊きのところにそう書かれてあるのでそう認識してました。

レビュー等でもそのような記載が多かったので。実際食べ比べてるわけではないので誤認と言われてしまえば返す言葉もありませんが。
子どもをダシに...というのはちょっと言われ過ぎな気がするのですが。お手入れしやすいのにこしたことはないと思ったのと、長く使えるものがいいので圧力IHを外しただけです。私にとっての使いやすさを考えた結果なのでズボラとかそういうことではないのですが。。
お伺いしたかった2機種で差はないというのはわかりましたので、ありがとうございました。お手間をおかけしました。
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これはなかなか

難度の高いご質問ですね。何と言っても一升炊きで玄米ですからね。試食の機会は百パーセント無いでしょう(笑)


今お使いなのが三洋のおどり炊きシリーズですからその流れで言えばパナソニックSR-SPX184になるのですが、あれはパナソニックが余計な物を付けてますからね。自社製IH炊飯器用のスチームユニットを三洋の圧力IHおどり炊きに付ける合理的な理由なんて何も無いですから。蛇足と言うのはまさにアレの事です(笑)

三洋のおどり炊きで炊き上がったご飯に、沸騰したやかんから出た蒸気を吹き付ければより柔らかくはなるでしょうが、要はそれが美味しさに繋がるかどうかと言う話ですよ。スチーム無しのSR-PA184だと値段が半額程度ですからね、そりゃあ店員はSR-SPX184を勧めるでしょう(笑)


玄米の方が白米より熱が通りにくいですから、より高温で調理出来る圧力IHの方が熱量的に有利でしょうね。特に慢性的に火力の足りない一升炊きですから、一般的に言ってより高圧の方が有利とは言えます。が、0.1気圧程度ですからね、炊飯プログラムの出来一つで簡単に覆る程度のアドバンテージだと思いますね。


1つのポイントとしては調圧システムの違いですかね。三洋方式のおどり炊きは調圧ボールによって機械的に制御しているので最大圧力は常に一定です。つまりチューニングは完全に白米に合わせていて、加圧時間等の炊飯プログラムの調整のみで玄米に対応していると思われます。

象印の場合は電気式ですから圧力その物を変える事が出来ます。NP-BU18だと玄米炊きの際は最大圧力の1.3気圧で調理していますが、白米に関してはもっと低圧で調理しています。この辺りの柔軟性が象印の強みですね。

そんな訳ですから、より玄米に向いた柔軟なシステムと言う観点からは象印に軍配が上がると思います。
が、システムだけで味が決まれば技術者なんていらないですからね。そこの見極めがとても難しいです。


もう1つのポイントが保温能力です。お話では12時間程度の保温が必要との事ですが、パナソニックの最長保温時間は24時間で象印は40時間となっています。が、これはあくまでも白米での話で、取説を見ると玄米の場合はパナソニックSR-SPX184は「保温はお勧めしません」、象印NP-BU18は12時間までとなってます。

量販店の店員の話なんて、どれだけ当てにならないか良い見本ですね(笑)

玄米は白米より保温に関してはずっとシビアになりますから、12時間保温を常態でお使いになるならこの時点でパナソニックはアウトですね。これで、調圧ボールの数を心配する必要は無くなりました(笑)


と言う事で、お話の様な使い方をされるのであれば象印の方が良いと思います。NP-BU18とNP-BC18では実売価格で1万円ほどの差がありますが、ここはNP-BU18をお選びになる方が良いと思いますね。

理由は単純で、三洋からパナソニックへの乗り換えなら味の傾向は似ていますので問題はないのですが、三洋から象印だと同じ圧力IHでも炊き上がりの傾向が違って来ます。この際、もし象印の炊飯器がお口に合わない時に廉価版をお選びになっていると「もっと高いのを選べば美味しかったのかもしれない」と変な後悔をする事になるからですね。

NP-BU18は象印の代表的な炊飯器でこの上にはオカルト釜炊飯器しかありませんから、NP-BU18がお口に合わない時には「象印の炊飯器は口に合わない」と断言出来ます。それならば一切後ろ髪を引かれる事なく他へ移れると言う、物凄く後ろ向きに積極的な理由からです(笑)


最終的なご判断はお任せしますが、お話を伺う限り私は象印のNP-BU18をお勧めしておきます。

深く感謝致します
リペ屋様
我が家の事情に合わせて真摯にお考えいただき、ありがとうございます。
本当に感動しております。
こちらのあらゆる疑問点に率直かつ大変わかり易く解説していただき、最も向くメーカーと機種がわかりました。
また、りぺ屋様の炊飯器の原理やメーカーの諸事情を読み、多くを学ばせていただきました。
貴重なお時間をありがとうございます。
今後のりぺ屋様のより一層のご活躍をお祈りさせていただきます^_^。
オードリー

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りぺ屋

Author:りぺ屋
どんなに高機能でも壊れればただの粗大ゴミ。
家電と亭主は丈夫で長持ちするのが一番ですよ(笑)

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