加湿器その10。2013年モデル購入ガイド(2万円以上のモデル)

加湿器.jpg

2012~3年モデルの2万円以上の加湿器を比較してお勧め商品をご紹介させて頂きます。

始めに

  1. この価格帯になると天井知らずになりますから、一部の大型モデルを除くと完全に趣味の領域に突入します(笑)

  2. まあ、「デザインも性能の内」と言うのは何度も申し上げてますから納得してお求めになるのならそれは構わないのですが、優秀なのはデザインだけで加湿器として問題があるとなると話は別になります。

  3. 残念ながら加湿器の世界では「非常に高価ではあるが最高の性能」と言う物はありません。高価な物は加湿量が多いか、デザインに凝っているか、代理店がボッタくってるかの何れかです(笑)

  4. そんな訳ですから一般の方々には無縁の領域なんですが、ある意味オモシロ家電が集まってますから興味本位でご覧になって下さい(笑)

加湿器.jpg

※なお、価格はブログ作成時のものですので検討の際はご自身でご確認下さい。

超音波式加湿器

  1. 超音波式にお勧めが無い事には変わりませんが、良くも悪くも話題になっているのがカドーの新型モデルHM-C400です。このモデルの詳細についてはカドーの加湿器の回で詳しくお話ししましたから繰り返しませんが、お求めになる皆さんのために商品リンクを貼っておきます。

  2. 残念ながら現時点ではアマゾンは取り扱っていません。直販以外だと楽天かYahoo、もしくはヨドバシのみです。また、定価販売ですからどこで買っても同じ価格です。

  3. CADO超音波式加湿器HM-C400
    (2013/11/10)¥39800 ★★★☆☆ HP
    最大10畳 抗菌カートリッジ寿命半年 抗菌カートリッジ¥5980
    タンク容量2.4L 消費電力45~22W 騒音40~34dB
    高性能空気清浄機で一世を風靡したカドーの新型加湿器。カドーが選んだ加湿方式は何と超音波式、馬脚を現しましたね(笑) 他所の家電ブログでは「業界最高の殺菌力」なんて書いてる人がいますが、どんなメカニズムでどれだけの効果なのか具体的に説明している所は皆無でした。ホント、気楽なレビューですね(笑)

    Yahooショッピングで買う
  4. HM-C400に関しては完全にデザイン家電の類で、空気清浄機の評価とは無関係だと思って下さい。欠点の多い加湿器ですが、良し悪しは抜きにしてユニークなデザインである事は間違いありません。お部屋に置くオブジェのような感覚でお使いになるのも良いかも知れません。

  5. 但し、最低でも週に2回は本体をバラしてお手入れをしなければなりません。お金があっても不精な方には不向きの方式ですから、その事も忘れないで下さいね(笑)

加湿器.jpg

気化式加湿器

商品一覧

  1. 2万円未満の価格帯では選択肢が少なかった気化式加湿器がこの価格帯になると一気に増えます。それは加湿に時間がかかる気化式は狭いスペースをレスポンス良く加湿出来ない代わりに、広いスペースでは他方式の加湿器では電気代がかかり過ぎて不経済になるからですね。大きなスペースになればなるほど気化式の省電力性能が際立って来るからです。

  2. だからと言って、気化式の弱点が克服された訳ではありません。純粋に消去法による選択ですね。電気代が無視出来るなら気化式自体が過去の遺物になっているかも知れません。

  3. Panasonic ヒートレスファン(気化)式加湿機 ホワイト FE-KFE10-WPanasonic ヒートレスファン(気化)式加湿機 ホワイト FE-KFE10-W
    (2009/09/01)¥28997 ★★★★☆ 取説
    最大17畳 フィルタ寿命10年 交換フィルタ¥6940
    タンク容量4.5L×2 消費電力16~6W 騒音35~21dB

    高気密の大型住宅用に特化した商品。大型モデルだと実質的な選択肢はパナソニックと三菱とベンタの3択になります。3社の中で最もイニシャル、ランニングコストが安いのがパナソニック。大型モデルてコスト重視の皆さんはパナソニックを選ばれると良いでしょう。もちろん、安さの代償としてマメなお手入れは必須ですけど(笑)

    楽天で最安値をチェック
    Panasonic ヒートレスファン(気化)式加湿機 ホワイト FE-KFE15-WPanasonic ヒートレスファン(気化)式加湿機 ホワイト FE-KFE15-W
    (2009/09/01)¥35542 ★★★★☆ 取説
    最大25畳 フィルタ寿命10年 交換フィルタ¥6940
    タンク容量4.5L×2 消費電力45~10W 騒音45~29dB

    こちらは25畳タイプ。2009年発売と少々設計が古い事もあって、使い勝手の部分で改善の余地はあります。ただ、その点では他社も同様ですからパナソニックだけが劣っている訳ではありません。同型のナノイー搭載モデルも人気機商品なんですが、こちらは8000円ほどお高くなります。2シーズンで動かなくなるオカルトイオンに8000円払う価値があるとお思いならそちらを選ばれても良いでしょう。

    楽天で最安値をチェック
    Venta Airwasher LW25 ベンタ エアウォッシャー / ブラックメタリック《LW25J》 正規販売店 2年間保証Venta Airwasher LW25 ベンタ エアウォッシャー / ブラックメタリック《LW25J》 正規販売店 2年間保証
    (2013/3/21)¥48800 ★★★★☆ HP
    最大14畳 タンク容量7L 消費電力8~3W 騒音42~25dB

    こちらはドイツのメーカーのベンタの新型モデルです。3社の中で最もお手入れが楽なのがこのベンタですね。但し、代償としてイニシャルコストは最も高く付きますが(笑) アマゾン日本ではアマゾンドイツの1.5倍、アマゾンUSAの2倍の価格設定になっています。まあ、為替の問題があるにせよ、さすがにこの値段だと考えてしまいますね。

    楽天で最安値をチェック
    Venta Airwasher LW45 ベンタ エアウォッシャー / ブラックメタリック《LW45J》 正規販売店 2年間保証Venta Airwasher LW45 ベンタ エアウォッシャー / ブラックメタリック《LW45J》 正規販売店 2年間保証
    (2013/2/18)¥58800 ★★★★☆ HP
    最大25畳 タンク容量10L 消費電力8~3W 騒音42~25dB

    ベンタの場合は消費電力はすこぶる低いのですが、イニシャルコスト以外にもランニングコストは割高になります。それが殺菌用のハイジェン液と洗浄用のクリーニング液のボッタくり価格ですね。日本の商社の人間は「舶来品はボッタくって良い」みたいな昭和の脳ミソの人達ばかりなのか、暴利と言っても良い価格設定になっています。長く使える物ですから、消耗品はアメリカから直輸入する方が良いかも知れません。

    楽天で最安値をチェック

    【BALMUDA正規販売店】【加湿器(rain/レイン)】rain レイン
    (2013/11/10)¥46800 ★★★☆☆ HP
    最大10畳 フィルタ寿命1年 交換フィルタ1月中旬発売予定
    タンク容量4.2L 消費電力23~2W 騒音42~6dB
    ユニークなデザイン家電でお馴染のバルミューダの新型加湿器。斬新すぎるフォルムとユニークな操作系は新しい物好きマニアとしては触ってみたい一品には違いありません。ただ、加湿器として見ると色々とアレな点が目に付くのがバルミューダらしい所。「ちょっとした加湿も出来るインテリア家電」と考えるのが良いでしょう(笑)

    Yahoo!ショッピングで買う
  4. 気化式加湿器は以上5機種をチョイスしました。これ以外にもベンタには小型モデルLW15がありますが、低能で割高なので除外しました。他に安価で高性能な物があるのにわざわざ選ぶ理由がありません。

  5. 他メーカーだとVicksシリーズの発売元のKaz-KCM6013なんてのがありますが、爆音な上にアメリカの2.5倍の値段で売られています。アホらしくてお勧め出来ません。北米ではKCM6013自体の評価は高いのですが、2.5倍の値段だと誰も買わないでしょう。そういう事です(笑)

  6. 他にもボルネードの新型Evap3-JPなんてのもありますが、ボルネードらしく爆音です(笑) 基本的にアメリカ製の家電製品は静かに作ろうと言う意思が微塵もないので日本人には不向きですね。大抵、使っている内に腹が立ってきますからお止めになる方が賢明です(笑)

加湿器.jpg

スペック比較

    FE-KFE15
  1. それではスペック比較をしてみましょう。ただ、バルミューダはちょっと異質な物ですから比較対象には入りません。Rainについてはバルミューダの回で詳しくご説明してますからそちらをご覧下さい。

  2. それと、この章は気化式加湿器を扱っていますが、大型加湿器をお求めの皆さんには三菱のスチーム式も気になる存在だと思います。ですから今回はパナソニック、ベンタ、三菱のモデルを比較してみたいと思います。三菱が第一希望の皆さんもちょっと見ておいて下さいね。

  3. メーカーパナソニックベンタ三菱
    能力FE-KFE15LW45SHE120KD
    最大加湿能力(mL/h)150016001200
    最大適応畳数 木造和室(プレハブ洋室)25畳(42畳)25畳(45畳)20畳(33畳)
    運転音(dB)45~2942~2529
    消費電力(W)45~108~3880~440
    フィルタ寿命10年なし約2か月
    センサー/タイマー湿/オフなし温湿/オンオフ
    タンク容量(L)4.5×2105×2
    最少連続運転時間(h)668
  4. ベンタの加湿能力はベンタの発表からの推定値ですが、実際はもっと低いと思います。これは基準となる部屋の気密がドイツと日本では大きく異なるからですね。ベンタの能力は日本で使う場合は何割か割り引いた方が良いでしょう。

  5. さて、最大加湿能力に結構差がありますから単純比較は出来ないのですが、各メーカーの特徴は出ていると思います。ベンタは省エネ、三菱は静音、パナソニックは中庸と言ったところでしょうか。

  6. イニシャルコストではパナソニックと三菱はほぼ同等、ベンタだけずば抜けて高くなります。

  7. ランニングコストでは電気代以外にも消耗品としてパナソニックは交換フィルタ、ベンタはハイジェン液とクリーニング液、三菱は蒸発布とイオン交換カートリッジが必要になります。トータルするとパナソニック>ベンタ>>>三菱と言う感じで安くなりますね(笑) 三菱だけずば抜けて高くなります。

  8. メンテナンスコストではベンタ>パナソニック>三菱の順で楽になります。三菱は連敗ですね。

  9. ただ、スチーム式は清潔な蒸気と室温を下げないと言うメリットがあります。不潔なのは嫌、臭うのは嫌、冷風が吹き出すのは嫌だと言う場合は選択肢は三菱以外にありません。これがコストの点で大きなハンデを持ちながらも、スチーム式の三菱が生き残っている秘密ですね。

  10. ですからどれを選ぶかは何を優先するかによって決まって来ます。イニシャルコストが高くてもメンテナンスが楽な方が良いというのであればベンタになりますし、出費はなるべく控えたいがお手入れの手間は惜しまないというのであればパナソニックになります。金や手間がかかっても何よりも清潔が一番なら三菱になります。

  11. 何度もお話ししてますが、加湿器に全ての点で優れた物などありません。どれを捨ててどれを取るかの選択になります。何を良しとするかは皆さん次第です。

  12. ★気化式加湿器のお勧め
    何よりもお手入れの楽さを優先するならベンタ。何よりも出費を抑えたいのならパナソニック。もちろん、対価の事も忘れずに(笑)

加湿器.jpg

スチーム式加湿器

  1. この価格帯でまともなスチーム式加湿器は三菱の蒸発布タイプしかありません。ですから、どれを選ぶかではなくこれを選ぶかどうかの選択になります。

  2. 三菱重工 スチームファン蒸発式加湿器 20畳相当 クリアホワイト SHE120KD-W三菱重工 スチームファン蒸発式加湿器 20畳相当 クリアホワイト SHE120KD-W
    (2013/10/01)¥32438 ★★★★☆ 取説
    最大20畳 フィルタ寿命2か月 交換蒸発布(2枚組)¥1045
    タンク容量5L×2 消費電力880~440W 騒音29dB

    三菱の新型の大型モデル。三菱的には病院や学校等の公共機関に納入する意図で制作した物だが、スチーム式を希望する一般家庭でも人気の商品。電気バカ食いでお手入れも面倒だが、清潔で暖かいスチーム式の蒸気は寒い冬場では得がたい魅力があるのも確か。1シーズン使えば本体1台分のランニングコストが気にならないなら、思い切って導入するのも良いでしょう。

    楽天で最安値をチェック
  3. さて、これだけだと寂しいので比較してみましょう。もっとも、気化式との比較は上で済ませましたから、2万円未満ですが同能力のスチーム式のナカトミSFH-12との比較になります。

  4. メーカー三菱ナカトミ
    能力SHE120KDSFH-12
    最大加湿能力(mL/h)12001200
    最大適応畳数 木造和室(プレハブ洋室)20畳(33畳)20畳(33畳)
    運転音(dB)2945
    消費電力(W)880~4401000~500
    フィルタ寿命約2か月なし
    センサー/タイマー温湿/オンオフ湿/なし
    タンク容量(L)5×24.6×2
    最少連続運転時間(h)87.5
  5. ナカトミSFH-12は蒸発皿タイプですからメンテナンス性には勝りますが、完全に業務用ですから割り切った作りになっています。イニシャルコストこそ1.5万円ほど安いのですが、1シーズン使えばランニングコストで差額は埋まってしまうでしょう。

  6. これは三菱とナカトミとの差と言うより蒸発布タイプと蒸発皿タイプ、そして家庭用としても配慮された物と完全な業務用機との違いですね。よく「業務用機の方が優れている」なんている人がいますが、そんな物は時と場合によります。日本の家電メーカーの技術は馬鹿に出来ないのですよ。

加湿器.jpg
サイトマップへ戻る
加湿器トップへ戻る
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


プロフィール

りぺ屋

Author:りぺ屋
どんなに高機能でも壊れればただの粗大ゴミ。
家電と亭主は丈夫で長持ちするのが一番ですよ(笑)

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

人気ブログランキング
にほんブログ村 キッチン家電・生活家電ランキング
リンク
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別アーカイブ