加湿器その8。2013年モデル購入ガイド(1万円未満のモデル)

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2012~3年モデルの1万円以下の加湿器を比較してお勧め商品をご紹介させて頂きます。

加湿器の買い時

  1. それでは個々のモデルを見ていきましょう。加湿器の新型は秋口に出る事が多いのですが、毎年モデルチェンジするわけではありません。ですから、モデルチェンジ前の旧型狙いが出来るとは限りません。

  2. また、こうした季節商品がお安くなるのはシーズンオフなんですが、加湿器の様に1シーズンしか使わない物はシーズン末期の方が安い場合も少なくありません。特にオフシーズンは店頭で実機を確認しようにも商品が見つからない事が多いですから、あまり底値にこだわるのも考え物です。

  3. 価格の推移は発売直後は高いですが12月くらいには価格は落ち着き、年末頃から値上がりし始めて花粉シーズンが終わる頃に再び値を下げます。ですから、お求めになるなら型落ちモデルを4月くらいに購入するのがベストです。

  4. ただ、価格変動値を見ている限りそれほど大きな変動はありません。12月時と底値の4月時との価格差は1割程度です。単価も安いですし必要を感じた時にお買いになるのが良いでしょう。

  5. 底値を待って風邪を引いたのでは割に合わないですよ(笑)

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※なお、価格はブログ作成時のものですので検討の際はご自身でご確認下さい。

超音波式加湿器

    Stadler Form Anton
  1. 改めて言うまでもありませんが、超音波式加湿器は4万円するカドーHM-C400を含めてお勧めはありません。理由は超音波式の短所の項でお話しした通りに雑菌とスケールを撒き散らした上に、値段と電気代が安いと言う以外に何も取り柄が無いからです。ですから大手家電メーカーは作っていません。

  2. 但し、これは加湿器だけの問題ではありません。安価な超音波式アロマディフューザーも全く同じです。小型のアロマディフューザーの場合は使用時間が短いと言うだけで根本的な問題は何一つ解決していません。稼働時間が短いから吸い込む雑菌やスケールの量が少ないと言うだけですね。

  3. まあ、純水を使えばスケールの問題は解決しますが、雑菌の問題は深刻になる上にランニングコストの問題も出て来ます。コストがかかっても構わないと言うのなら別ですが、それなら超音波式に固執する必要もなくなります。

  4. ですからアロマをお楽しみになるにも他方式の加湿器や加湿器以外を使った方法を用いる事をお勧めしますね。超音波式は百害あって一利なしです。

  5. それでも宗教上の理由で超音波式でないとダメだと言うならば抗菌カートリッジとスケール除去用のイオン交換カートリッジを両方装備した物をお求め下さい。アロマ使用可だと写真のStadler Formの超音波加湿器くらいしかありませんが、当然本体価格もランニングコストも高いです。

  6. 繰り返しますが、安くて安全な物など加湿器にはありません。皆さんが選択出来るのは対価を電気代で支払うか、消耗品代で支払うか、お手入れの面倒さで支払うかの何れかです。言っておきますが、アマゾンであろうと楽天であろうと量販店であろうと家電ブログであろうと、売り付けるのが商売ですから悪い事は書きません。

  7. そしてわずかなポイント目当てに絶賛コメント連発する人達は後を絶ちません。彼らは自分達が買った商品の欠点なぞ知りませんし、他人に勧める事の意味なぞ考えません。

  8. 目先の利益に釣られて損をするのは皆さん自身です。良くお考えになってお選び下さいね。

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気化式加湿器

    HD-EX213
  1. 気化式はサイズの割には非力でお勧め出来ないのですが、加熱気化式やスチーム式より電気代が安いと言う利点があります。この為、気密が高く広いお家にお住まいの方や広大なリビングなどでお使いの場合は電気代を大きく下げる事が出来ます。

  2. とは言え、それは数十畳を加湿する場合であり、価格も数万円する大型モデルの話であって、この価格帯の物は適用畳数4畳程度と非力でお勧め出来ません。

  3. まあ、ちょっとしたリフレッシュ用に使うと言うなら別ですが、そうした物は純粋にお好みでお選び下さい(笑)

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ハイブリッド式加湿器

  1. ハイブリッド式の中心価格帯は1万円台前半になりますから、この1万円未満の価格帯は小型の物しかありません。価格差が大きいならともかく、あと2千円程度で8畳用のモデルが入手出来ますので同じ買うならそちらの方が良いでしょう。

  2. ハイブリッド式は気化式に比べると能力は上がっていますが、基本的に気化式の改良型ですからスチーム式ほどのパワーはありません。ただ、高気密住宅にお住まいで過加湿が心配だと言うのなら小型のモデルをお使いになると言う選択肢もあります。気化式と違い冷風は出ませんから、そちらがお嫌いな方も安心して使えます。

  3. お部屋の大きさと気密度を考慮してお選びになって下さい。

  4. ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ ブルー HD-3013-Aダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ ブルー HD-3013-A
    (2013/09/06)¥9908 ★★★★☆ 取説
    最大5畳 フィルタ寿命5シーズン 交換フィルタ¥1403
    タンク容量2.4L 消費電力98~11W 騒音25~15dB

    ダイニチは知名度が低いが新潟の石油暖房機器メーカー。割安で特色のある商品作りと、イマイチ垢抜けないデザインが特徴。値段は安いが全製品国内生産、しかも全商品3年保障が魅力。ダイニチ加湿器の売りは静かさなので寝室での使用もOKです。ただ、全体的に洗練されてるとは言い難いので、大手家電メーカーの物ほどスマートではありません。

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  5. ハイブリッド式は1モデルのみのチョイスです。これ以外にも同じダイニチのベーシックモデルHD-300Bがあるのですが、消費電力が高い上にいくつかの装備が外されています。価格的に大きく違うのなら別ですが2千円程度の差ですからこちらをお選びになった方が良いでしょう。

  6. それ以外にもドウシシャから中国製の加熱超音波式のハイブリッド加湿器が発売されていますが、こちらはお買いにならない事をお勧めします。加熱と言っても60℃ですから完全に除菌できているか不明ですし、超音波式のホワイトダスト対策がされていません。早い話が電気代が高いだけの超音波式ですから選ぶ意味がありません。欠点だけをハイブリッドした加湿器です(笑)

  7. ダイニチに話を戻しますが、このメーカーの商品は新型の方が旧型よりも安いなんて事がよくあります。現にこの稿を書いている時点で2012年モデルは軒並み1万円以上の値を付けています。ですから旧型は除外しました。

  8. 一般的に型落ちモデルの方が安いのですが、いつもそうだとは限らないと言う事ですね。

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スチーム式加湿器

商品一覧

  1. スチーム式はランニングコストは高いのですがイニシャルコストは低めで、大半の物は1万円程度で入手可能です。そう言う点ではお財布に優しい加湿器です。まあ、最初だけですけど(笑)

  2. ただ、同じスチーム式と言ってもポット、蒸発皿、蒸発布、電極とタイプによってお手入れやランニングコストに大きな差がありますから、イニシャルコストの安さだけで選ぶと後で後悔します。私が今までお話ししてきた事を参考にされて、事前にどのタイプにするかお決めになる方が良いでしょう。

  3. どれを選ぶかは新型と旧型の価格差でお決めになって下さい。

  4. ZOJIRUSHI 加湿器 グレー【6畳】 EE-RD35-HAZOJIRUSHI 加湿器 グレー【6畳】 EE-RD35-HA
    (2012/08/21)¥9200 ★★★★☆ 取説
    最大6畳 タンク容量2.2L 消費電力985~305W 騒音39~30dB

    こちらはポットタイプの象印の2012年モデル。アマゾンでは新型よりも450円安いです(笑) 新型との違いは色だけですから、ベージュじゃないと嫌だと言うのでなければこちらの方がお得です。また、加湿器も大は小を兼ねるのですが、ポットタイプの場合は最少消費電力がワンサイズ大きい50シリーズと100W違います。大は小を兼ねても消費電力は大のままですからお部屋のサイズに合った物を選ばれる方が賢明ですね。

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    ZOJIRUSHI スチーム式加湿器 EE-RH50-CAZOJIRUSHI スチーム式加湿器 EE-RH50-CA
    (2013/09/01)¥9211 ★★★★☆ 取説
    最大8畳 タンク容量3L 消費電力985~410W 騒音39~30dB

    こちらは新型モデル、ちなみに旧型は在庫僅少で値上がりしてまして1.5万円します。ベージュなんて死んでもイヤと言うのでなければ旧型を選ぶ理由はありませんね(笑) 中身についてはサイズと出力が違うだけで35シリーズと同様です。大きなお部屋でお使いの場合はこちらをお選びになると良いでしょう。

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    TOSHIBA  スチームファン式 加湿器 KA-R35(W)(ホワイト) KA-R35(W)TOSHIBA スチームファン式 加湿器 KA-R35(W)(ホワイト) KA-R35(W)
    (2013/09/20)¥6980 ★★★★☆ 取説
    最大6畳 タンク容量4L 消費電力310W 騒音30dB

    こちらは東芝の蒸発皿タイプのピコイオン無しのモデル。オカルトイオンが付くと4000円近く値を上げますから選ぶならこちらですね。旧型も倍の価格になってますから買うならこちらです。蒸発皿タイプも出力が上がると電気代も上がりますからお部屋のサイズに合う物を選ぶのが肝要です。型は新しいが作りは古い、逆兄弟船みたいな加湿器です(笑)

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    三菱重工 スチーム式加湿器 漆黒 SHE35JD-K三菱重工 スチーム式加湿器 漆黒 SHE35JD-K
    (2012/09/28)¥9980 ★★★★☆ 取説
    最大6畳 蒸発布寿命2ヵ月 交換蒸発布(2枚組)¥882
    タンク容量2.8L 消費電力250~125W 騒音27dB

    こちらは三菱の蒸発布タイプの旧型です。新型より350円ほどお安くなります(笑) 但し、色は黒のみ。白の旧型は大きく値上げしていますから、白がお好みの方は新型の方がお安くなります。蒸発布タイプもポットタイプや蒸発皿タイプと同じく、お部屋にサイズにマッチする物を選ばないと余計な電気代がかかりますから気を付けて下さい。

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    VICKS スチーム式加湿器 V105CMVICKS スチーム式加湿器 V105CM
    (2009/09/10)¥2980 ★★★★☆ 取説
    最大5畳 タンク容量2.7L 消費電力310W 騒音非公開

    こちらはKazの電極タイプの現行モデルです。海外メーカーは日本の家電メーカーの様に毎年新型を出しませんからこちらが最新モデルになります。基本構造は歴史の項でお話しした通り大正時代の発明品なんですが、現在は主に安全面で改良され過不足無い構造になっています。とは言えそれはあくまでも加湿方式の話で、使い勝手の方は湿度調節が出来ない前時代的な代物ですから、お使いになるなら母の様な寛容な心を持たねばなりません(笑)

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    VICKS スチーム式加湿器 V165CMVICKS スチーム式加湿器 V165CM
    (2009/09/10)¥3728 ★★★★☆ 取説
    最大6畳 タンク容量4L 消費電力310W 騒音非公開

    こちらは6畳用モデル。出力が少しだけ上がってタンク容量も増えています。ただ、このVICKSの加湿器の場合は加湿量は触媒として入れる塩の量で変わって来ます。ですからV105CMでも投入する塩の量を増やすと加湿量も上がります。逆に減らすとこちらも加湿量は減ります。ただ、タンク容量が小さいと給水の回数が増えますから、どちらを選ぶか迷ったならこちらを選んでおくと良いでしょう。

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  5. スチーム式加湿器は以上6機種をチョイスしました。これ以外にもポットタイプならタイガーの旧型モデル、蒸発皿タイプですと山善なんかが出してはいるのですが、タイガーの場合はセンサーが付いてない手動でオンオフしなければならない事、そして山善の場合は機械の詳細が分からない得体の知れない中国製と言う事で除外しました。

  6. 扇風機なら許せても、発火や健康被害に直結する可能性のある加湿器では出自の分からない物はお勧め出来ません。それ以外にも旧型はあるのですが、軒並み在庫僅少で値上がりしていますからこれまた選ぶ理由がありません。

  7. さて、一応スチーム式の4つのタイプが全て出揃いました。今さらどのタイプにするか迷っていられる方はいらっしゃらないと思いますが、もしお迷いなら各タイプの特徴各タイプ別のランニングコスト等をもう一度検討してタイプを絞ってからご覧下さい。

  8. デザインや価格でお決めになるのも悪くはないと言いたいところですが、残念ながら加湿器に限っては最悪のアプローチです(笑) 美男だから美女だからと言って結婚してみたら耐え難い性格だったなんて話がありますが、加湿器の場合はまんまこのパターンに当てはまります。

  9. 一番最初にお話ししたと思いますが、加湿器の場合は合わない時は絶対に合いません。使い続ける事が耐え難い苦痛になりますから、二階の窓から放り投げる事になります。全ての方式、タイプに大きな欠点がありますから、どの欠点なら許せるかで考えて下さい。一番我慢出来る物を選ぶのが加湿器の賢い選び方です。

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スペック比較

    V165CM
  1. さて、タイプが異なるのでスペックを比較する意味はあまりないのですが、恒例ですから一通り見て行きましょう。目に見える差は電気代と騒音値くらいなんですが、後々響いてくるのはやはりお手入れの面倒さですね。熟慮して選んでみたものの、あまりにお手入れが面倒で買い替えたなんて話は珍しくありません。

  2. 皆さんがお手入れ好きかどうかは私には分かりません。ですからこの判断は皆さん自身にしていただく以外にありません。「私は根っからキレイ好きなの」なんて思っていても、数か月後には鬼の様な形相で加湿器をぶん投げる事にもなりかねませんから自己診断は慎重になさって下さいね(笑)

  3. メーカー象印象印東芝三菱
    型番EE-RD35EE-RH50KA-R35SHE35JD
    最大加湿能力(mL/h)350480350350
    最大適応畳数 木造和室(プレハブ洋室)6畳(10畳)8畳(13畳)6畳(10畳)6畳(10畳)
    運転音(dB)39~3039~303027
    消費電力(W)985~305985~410310~?250~125
    加湿フィルタ寿命なしなしなし約2か月
    センサー/タイマー温湿/オンオフ温湿/オンオフ温湿/オフ温湿/オンオフ
    タンク容量(L)2.2342.8
    最少連続運転時間(h)6611.38
  4. EE-RH50だけ1サイズ大きいのですが、それ以外は同能力です。それと一部メーカーが非公開にしている数値がありますので私が適当に推定して書いています。予めご了承下さい。

  5. さて、タイプが同じなら単純比較して優劣を決めれますが、この3つのタイプはそれぞれに長所と短所がありますから単純に比較できません。例えばポットタイプのEE-RD35と蒸発布タイプのSHE35JDでは最大消費電力が4倍近く違いますが、これをもってSHE35JDの勝ちとは行きません。

  6. 消耗品がほとんどいらないEE-RD35に対してSHE35JDは蒸発布とスケール除去カートリッジが必要になりますし、何と言ってもお手入れの面倒さが桁違いになりますから電気代以外のランニングコストではEE-RD35の圧勝になります。

  7. どちらを善しとするかは皆さん自身がお決めになる事、つまりどちらの出費を我慢出来るかとはこう言う事です。面倒なお手入れをさせられるぐらいなら電気代がかかる方がマシだ、と思うのならEE-RD35の方が良い加湿器になります。

  8. 逆に、バカみたいに電気代を払うぐらいならチマチマ手入れをする方がマシだ、と思うのならSHE35JDの方が良い加湿器になります。

  9. ある人にとって最良の加湿器が、別の人には悪魔の如き存在になるのが加湿器選びの難しい所ですね。全ての人が満足する加湿器など地球上には存在しません。頑張って選んで下さい(笑)

  10. 能力V105CMV165CMV100BM
    最大加湿能力(mL/h)300360300
    最大適応畳数 木造和室(プレハブ洋室)5畳(8畳)6畳(10畳)5畳(8畳)
    運転音(dB)非公開非公開非公開
    消費電力(W) (0.15%食塩水の場合)310310310
    センサー/タイマーなしなしなし
    タンク容量(L)2.742.1
    最少連続運転時間(h)9117
  11. こちらはkazが発売しているVICKSブランドの加湿器のスペック表になります。これ以外にもK76PMと言うペット用トイレみたいなモデルもあるのですが、能力的にはV105CMと同じなので割愛します。可愛くないですから(笑)

  12. さて、こちらはタンク容量以外はほとんど変わり映えしません。一応V165CMが出力が大きいのですが、商品レビューの際にお話しした様にVICKSの加湿器は触媒として入れる塩の量、つまり水の塩分濃度によって出力が大小します。V105CMでも塩の量を増やすとV165CMよりも加湿量が増えますし、逆もまた真です。

  13. ですから出力に関してはほとんど差が無いと考えて下さい。そうなってくると純粋にタンク容量が大きいV165CMの方が給水回数が少なくて済みますから若干有利になります。ただ、代償として一回り大きくなりますからその点をどう評価するかによって決着は付くと思います。さあ、決断して下さい(笑)

  14. ★スチーム式加湿器のお勧め
    ご紹介した商品はどれもお勧め。大事な事はどの方式やタイプを選ぶか。正しい答えを知っているのは皆さん自身です。

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