2013~14年モデルの紙パック掃除機1万円以上2万円未満のお勧め商品をご紹介させていただきます。
交換用紙パックについて
さて、この価格帯は紙パック掃除機の主力販売帯になって来ますが、本題に入る前に交換用紙パックについて少しご説明させて頂きます。
交換用紙パックなんですが、国産の互換タイプなら純正と同程度の能力がありますから、こちらをお使いになっても特に問題はありません。純正と言っても全て家電メーカーが作っている訳ではありません。多くの場合、フィルタメーカーに発注して作らせていますから、純正紙パックと互換紙パックが同じ会社が作っていたなんて事もあります(笑) ですからお好きな方をお使いになって構いません。
ただ、一部の互換紙パックの場合はホースからの吸い込み口のサイズが合わずに隙間が開いてしまう場合がありますね。この場合は若干隙間からホコリが漏れてしまい、モーター前フィルタを汚してしまいます。致命的な問題ではありませんが、サイズが合わない互換紙パックを使い続けるとフィルタ掃除が必要になって来ます。
また、百均の中華製安物紙パックはお止めになる方が無難です。紙パック掃除機の場合、紙パック自体がフィルタとしての役目を持っています。粗悪な紙パックは細かい粉塵を素通りさせますので、そうした粉塵がモーターに入って掃除機の寿命を大きく縮める事になります。
さらに、きれいな排気に特化したモデルの場合は純正の紙パックをお使い下さい。こうした紙パックは高価ですが、紙パック自体が高性能フィルタの能力を持っています。せっかく高価な機械を買いながらパーツ代をケチったのでは持っている能力を発揮出来ません。紙パック代が惜しいならきれいな排気を諦めるか、排気のきれいなサイクロン式を選ぶしかありません。
紙パック掃除機にとっての紙パックは、炊飯器の内釜や空気清浄機のフィルタに相当する主要部品です。紙パックの能力の良し悪しが掃除機自体の能力を左右します。節約も大事ですが、せっかくお買いになった掃除機を殺してしまっては元も子もありません。正しく節約して下さいね。
もっとも、互換紙パックばかり勧めるのも不公平ですので、こちらに純正紙パックの適応表も張っておきますね(笑)
取説を無くされてお困りの方はお使い下さい。
2013年4月現在、国産掃除機「純正」紙パック適応表(日本電機工業会)
掃除機用「純正」紙パック適応表(ビッグカメラ)