家庭用精米機の各精米方式の仕組みとその長所短所と砕米についてご説明させていただきます。
始めに
精米機選びの一番のポイントになってくるのがこの精米方式の違いです。これは炊飯器で例えるとマイコン式や圧力IH式等の炊飯方式の違いと同じで、それぞれの方式によって長所と短所を持っています。
どの方式をお選びになっても美味しいご飯が食べられるのは同じなんですが、価格、設置スペース、お手入れの面倒さ、精米時間等、方式の違いによっては大きな差があるのもまた事実です。
きちんと精米機の性格を調べずに買ってしまうと、後になって必ず後悔する事になりますから事前に理解しておいて下さいね。
もう一つ、精米機に付き物なのが「砕米」(さいまい)です。砕米とは精米時に必ず出てしまう割れたり欠けたりしたお米の事で、この砕米が含まれたご飯は不味くなると言うのが定説です。そのため、お米の通販業者はこの砕米を除去した自社製品をアピールしています。
では具体的にどの程度の混入率になると不味くなるのでしょうか?
古くから流れている定説なのに、不思議な事にそれを調べた人は誰もいません。「砕米は悪」だだそれだけです(笑)
こうした科学的な根拠を持たない物をオカルトと言います。本当に砕米が少しでも混ざるとご飯は不味くなるのでしょうか? どうしても砕米が出てしまう家庭用精米機より、砕米を取り除いた専門業者からお米を買わないといけないのでしょうか?
今回はそのオカルトに関してちょっと調べてみました。
因習に囚われて、非常に保守的で排他的な食品業界の一端をご覧下さい(笑)
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