2012~3年モデルの1万円以上2万円未満の加湿器を比較してお勧め商品をご紹介させて頂きます。
加湿器のお手入れの裏ワザ
裏ワザと言うほどの物ではないのですが、気化式や加熱気化式のように不織紙を使うフィルタはお手入れが非常に面倒です。手順としてはアルカリ性のスケールを弱酸性のクエン酸溶液に浸して溶解させるのですが、完全に溶けるまでには相当量の時間がかかり、その間は加湿器は全く使えなくなります。
私の経験から言って、メンテナンスで一番うんざりするのは長時間かかる物です。途中に待ち時間がある物は特にそう感じます。逆に、労力が過大でも短時間で済む物はあまり苦になりません。
そこで、このお手入れを短時間で済ませる方法をお教えしましょう。実に簡単な方法です。それは最初からフィルタを2つ用意する事です。
本体購入と同時に交換用フィルタも購入します。お手入れの際は、汚れたフィルタはクエン酸溶液に浸して放置し、タンクやトレイを洗浄殺菌後に交換用の新しいフィルタを装着して終了です。ほらね、簡単でしょ?
長時間放置してスケールが十分に溶け出したフィルタは、綺麗に水洗いして陰干しでしっかり乾燥させてから保管します。次のお手入れの際は、こちらを装着して取り替えます。
この方法だと加湿器の停止時間を最小に抑えれれる上に、汚れたフィルタも充分に洗浄出来ますから一石二鳥です。さらに、フィルタをきちんと休ませる事で通常のやり方で使うよりフィルタの寿命は延びるでしょう。これで一石三鳥ですね(笑)
問題は、フィルタ2枚分の寿命より本体が先に壊れた場合はフィルタ代が損になります。また、フィルタ2枚分の寿命が尽きた時、新しく2セットの交換フィルタを買うのは勇気が要りますよね(笑) 物にもよりますがフィルタ式加湿器の寿命は4~5年くらいですから、かなり悩ましい話になります。
もう一つ。タンクに給水する時に、蛇口に取り付ける簡易浄水器等で濾過した水を使うとスケールの汚れはかなり軽減出来ます。高性能なカートリッジほど濾過能力は高いのですが、反面非常に割高になりますし雑菌も繁殖しやすくなります。さらに、毎日数リットルの水を濾過し続ける訳ですからカートリッジは短期間で交換する事になります。これまた悩ましい話ですね(笑)
何れにせよお決めになるのは皆さんですから絶対にこうしろとは言いませんが、フィルタのお手入れを苦痛に感じている皆さんは一度試してみて下さい。
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